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「ものづくり補助金が新しくなりました!」

「ものづくり補助金が新しくなりました!」

​先日の節分は恵方巻を食べましたでしょうか?

高知県出身の私が恵方巻を認識したのは
大学生頃(約20年前)だったように思います。

調べたところ、諸説あるようですが
関西発祥の文化の説が有力で、2000年以降に
全国のコンビニや地方スーパー等も力を入れた
販促をし始めて、認知が広がったようです。

やはり近年に普及をし始めたみたいですね。

コンビニやスーパーが季節行事に上手く乗って
売上拡大につなげた好事例と言えますね。

我が家でも半分に切断するは、喋るは、
思い思いの方角を向いて食べるは、など
無法地帯でしたが、美味しく頂きました。笑

福が訪れ過ぎて忙しくなりそうです。






さて、本題に入ります。


本日は、

「ものづくり補助金が新しくなりました!」

というテーマで話をしていきます。


「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」
通称「ものづくり補助金」をご存知でしょうか?

https://portal.monodukuri-hojo.jp/index.html

「ものづくり」が最初に来るので、
製造業に特化した補助金のように
誤解されている方が多いですが、

ほぼ全業種の中小事業者が利用可能です。


正式名称にもある通り、
国は生産性向上をして欲しいと考えています。

なので、それにつながる新たな取組に
必要な機械設備やシステム構築の費用を
補助してくれる制度というわけです。


「設備やシステムを導入して新たな取組をしたい!」
と考えている事業者には
“もってこい”の補助金となります。


これまでに活用した事業者からの評価も非常に高い
補助金ですが、直近で大きく変わろうとしています。

直近で公募が掛かった内容を説明していきます。
応募枠の概要は以下の通りです。

【省力化(オーダーメイド)枠】
今回新設された枠です。
自社に合った形にカスタマイズされた
オーダーメイドな設備やシステムの導入費が
補助対象となる枠です。

ICTやIoT、AI、ロボット、センサー等の
”デジタル技術を活用した”設備・システムで
ある事が条件となります。


従来からある基本要件である
給与支給総額・最低賃金の引き上げ・付加価値額の増加

に加えて、

『労働生産性』や『投資回収年数』等の
新しい要件が追加されています。

色々と要件が追加されて厳しくなった印象は
ありますが、改善活動を通じて自社の生産性
を向上させたい場合には有効な枠と言えます。




【製品・サービス高付加価値化枠】

「通常類型」と「成長分野進出類型(DX・GX)」
の2類型が用意されています。



「通常類型」従来の通常枠に

「成長分野進出類型(DX・GX)」は
従来のデジタル枠、グリーン枠に

該当するイメージです。



「通常類型」は
“自社にとって”(←ポイントです!)
新しい製品・サービスの開発に必要な
設備・システム費用が対象です。



「成長分野進出類型(DX)」は
ICT、IoT、AI等の”デジタル技術を活用して”
自社のビジネスモデルに変化を与えるような
製品・サービス開発に必要な費用が対象となります。



「成長分野進出類型(GX)」は
グリーン成長戦略「実行計画」14分野という
国が定めた課題の解決につながる
製品・サービス開発に必要な費用が対象です。



【グローバル枠】
国内生産性を高めるための以下のような取組に
必要な設備・システムの費用等が補助されます。

① 海外への直接投資
② 海外市場開拓(輸出)
③ インバウンド対応
④ 海外企業との協業


以上が新しくなって募集中の
ものづくり補助金17次・18次の概要です。


少子高齢化や人手不足を背景にして
デジタル技術を活用した”省力化”を

強く推し進めていきたい国の方針が見て取れます。


ものづくり補助金17次・18次の申請締切は
17次が3月1日、18次が3月27日です。


申請するのであれば、
もう動き出さないと間に合わない時期です。


厳しくなった感があるとはいえ、
利益に相当する返済不要の資金が
調達出来る制度ですので効果は絶大です!


やりたい事があるのあれば、
ぜひチャレンジをして頂ければと思います!


不明点などありましたら、
お応えさせて頂きますので、
お気軽にご連絡ください(^^)

それでは、
本日の内容は以上とさせて頂きます。

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

次回配信をお楽しみに♪​