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「どう売るか考えたモノづくり②」

「どう売るか考えたモノづくり②」

​​先日、所用のため約20年ぶりに母校の
東京理科大学(神楽坂)を訪問しました。

大規模な再開発が行われていて
神楽坂の街なみや理科大の建屋も
当時の姿とは大きく変わっていました。

それでも、街の雰囲気には当時の姿が残存し
高知県から大都会にドキドキしながら
上京して来た当時を想起する事ができました。


東京は恐い所だからと教わり、
バッグを胸の前に抱きしめて歩いていた事。

羽田空港からモノレールに乗ると教わるも、
モノレールが何かが分からず困った事。

土でない学校のグラウンドを見て驚いた事。

人の多さに花火大会があると勘違いした事。

柱の影でキスをする高校生に衝撃を受けた事。


そんな若かりし頃の想い出に愛おしさを抱き、
原点回帰の大切さを感じた一時でした。笑






さて、本題に入ります。


本日は、

「どう売るか考えたモノづくり②」

というテーマで話をしていきます。


前号では
「つくったものを売りにいく」=
「プロダクトアウト」の考え方ではなく、

「売れるものをつくる」=
「マーケットイン」の考え方の方が

『高確度で売上を上げる』には適している
というお話をさせていただきました。

本号はその続きとなります。


昨今、
「マーケティング」が普及をして来たため、
「マーケットイン」の考え方に基づいた
ものづくりをされている企業も多いと思います。


「マーケットイン」は顧客ニーズを捉えた上で
「願望を満足する」or「課題を解決する」
商品(もの)を提供するのでしたね。


普段、私がクライアントにお伝えしているのは
もう一歩踏み込んだ内容です。


それは、
『どうやって売るか』まで考えたうえで
ものづくりをしていく手法です。

「マーケットイン」は顧客ニーズに応えるため
興味・関心を引く事が可能であり非常に有効です。

しかし、さらに高確度で売上を上げるには
「売り切る」ところまで考えておく事が大切です。



例えば、以下のような内容です。

✅どんなキャッチコピーで売り出すか?
✅顧客が得られる利得をどう伝えるか?
✅どんな包装だと驚きを与えられるか?
✅どこで売れば対象客を集められるか?
✅どんな試供品が良さを伝えられるか?


どうでしょうか?
ここまで考えて、ものづくりをすれば
売れそうだと感じたのではないでしょうか。


もちろん、どれだけ考えても
思ったようにいかない事の方が大半です。


私自身、約20年のメーカー経験の中で
数多くの新商品開発・新規事業に携わり、
信じられないくらいの失敗をして来ました。

だからこそ、分かるのです。


思ったようにいかないからこそ、
事前の想定が重要なのです。

想定と違う事が起これば
軌道修正・方向転換をすれば良いだけです。


何も想定していない状態で
問題が起こった場合は、来た道を引き返して
再スタートを切る必要があります。

つまり、3倍の時間と労力を要するのです。


しかし、事前に想定している場合は、
想定の道からズレた要因を分析して
軌道修正・方向転換をするだけで済みます。


掛かる時間・労力も得られる結果も
圧倒的に変わって来るのです。

何より目的地(売上向上)に辿り着く
確率を劇的に上げる事が出来るのです。


このように、
高確度で売上をあげたいのであれば
「どう売るか考えたモノづくり」を
“強く”おススメいたします♪


それでは、
本日の内容は以上とさせて頂きます。

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

次回配信をお楽しみに♪​