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「顧客にとっての差別化ポイント」

「顧客にとっての差別化ポイント」

​我が家はAmazonの奴隷です。笑

Amazonセールの度に
嬉々として買わせてもらっています。

また、マクドナルド様にも頭が上がりません。

季節限定の商品が登場した際の
我が家の盛り上がりはWBC優勝時並みです。笑

両社のマーケティングは圧巻です。
悔しいですが完全に思うツボです。笑

私もマーケティングを生業としているので
いつも参考・勉強にさせて頂いています。

普段の生活でも、
なぜ買ったんだろう?
なぜ惹かれたんだろう?  と

自分の心の動きを考察してみる事をお薦めします。
きっと色んな気付きが得られるハズです。






さて、本題に入ります。

本日は、

「顧客にとっての差別化ポイント」

というテーマで話をしていきます。


「他社と似たような商品だから・・・」
「どこも大した違いはないから・・・」


そんな風に思っていませんか?

このような悩みは
ただの思い込みに過ぎない事が大半です。


どんな商品でも視点を変えるだけで
他社との差別化ポイントや独自の強みを
見つけ出す事が出来るのです。



例として、アメリカのビール会社である
シュリッツビールの例を挙げようと思います。


当時、業界8位だったシュリッツビールは
ある戦略によって業界トップに躍り出ました。



さて、その戦略とは何でしょう?




それは
「製法を初めて伝えた」です。




当時、シュリッツビールは
純度の高いビールを製造するために
以下のような工程を取り入れていました。


・綺麗な水のために大きな井戸を2つ掘った
・豊かな味と香りのために1623回テスト
・不純物を除去する工程を3回繰り返す
・瓶は871度の蒸気でバクテリア等を除菌


しかし、
競合他社も同様の事を行っていたため、
当然の事だと思い、訴求していませんでした。


他社も同様に、
「どこも同じような工程だから・・・」と
こだわった製造工程を謳っていませんでした。


そんな時、
低迷する売上を回復するために呼ばれた
マーケティングコンサルタントは
その製造工程を見て心から感動して、
ぜひプロモーションすべきだと訴えました。


しかし、シュリッツビールは
「他社も同じ事をやっているから・・・」
と乗り気ではありませんでした。


コンサルタントの強いススメもあり、
製造工程や製品が出来るまでのストーリーを
語ったうえで「純度の高さ」を訴求しました。


その結果、爆発的な人気を博して、
首位に躍り出る事が出来たのです。


この事例のポイントは、
「顧客目線で見ているか」という事です。


良く「差別化」というワードは
耳にすると思います。


これは、
「顧客にとって差別化されていて優れている」

という事でなければいけません。



「他社と同じだから・・・」 は、
自社目線で言っている場合が大半です。



顧客にとって、

・何が新しい事なのか
・何が他社と違う点なのか
・何が知らない事なのか
・何が知りたい事なのか

を考え、伝えていく事が大切なのです。


伝えるべきで伝えられていない
差別化ポイント・強みがきっとあるハズです。


顧客にとっての差別化ポイントを考え抜き、
しっかりと伝えてあげましょう!

それでは、本日の内容は以上となります。

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

次回配信をお楽しみに♪​