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「マーケティング」と「セールス」の違い 2023年3月29日
WBC侍ジャパン、優勝しましたね!
いやー、すごかったですね!!
脚本家でも書けないようなドラマチックな
展開で、興奮と感動をもらいました!
これで、野球人気が高まって野球をする
子ども達が増えてくれたら嬉しい限りです。
思春期の私が野球を辞めかけた要因である
坊主頭も選択の自由が与えられるように
なっているみたいですしね!笑
輝く青春時代にスポーツ、オシャレ、恋に
全力投球して欲しいと思います!笑
さて、本題に入ります。
本日は、
「マーケティング」と「セールス」の違い
というテーマで話をしていきます。
最近、USJや丸亀製麺をV字回復させた
森岡毅さんがメディアの脚光を浴びるなどで
「マーケティング」というワードを目にする
機会も増えたのではないでしょうか。
一方「セールス」は、日本では「営業」と
呼ばれる事が多いですよね。
では改めて、
「マーケティング」と「セールス」の違いは?
と聞かれたら、何と答えますでしょうか?
聴き馴染みのある言葉ですが、
ハッキリと答えるのは意外に難しいですよね。
一般的に「マーケティング」というと、
市場調査や他社分析をイメージすることが
多いのではないでしょうか。
私も商品開発をしていた20代前半の頃は、
そう思っていました。
実際に、当時勤めていた会社の
「マーケティング部」が担う役割は
市場調査や他社分析が主だったのです。
ですが、本質は違います。
“マネジメントの父”と称されるドラッカーは、
『マーケティングの理想は、
販売を不要にすることである。
マーケティングが目指すものは、
顧客を理解し、製品とサービスを顧客に合わせ、
おのずから売れるようにすること』
と述べています。
つまり、
顧客のニーズを掴み、製品とサービスを
それに合わせる事で、顧客の方から
「買いたい!」と言って来るような状態にする。
このような「売れる仕組み」をつくる事が
「マーケティング」と言えます。
一方、「セールス」つまり「営業」とは、
既に見えている、目の前にいる顧客に対して
販売をする事となります。
すごく簡単に表現すると、
自社商品・サービスを欲する人を見つけ出し、
目の前に連れて来るのがマーケティング。
連れて来た目の前の人に売るのがセールス。
となります。
どんなに良い商品や技術を持っていても、
顧客の手に届き、実際に使ってもらい、
喜びや感動を味わってもらわなければ、
存在していないのと同じになってしまいます。
だからこそ「マーケティング」と「セールス」
を合わせた『売る力』がとても大事なのです。
日本企業では「マーケティング」が不得意な
企業が海外と比べて多い傾向にあります。
その理由は「マーケティング」が
米国で発祥した考え方だからです。
経済が早期に発展していたアメリカでは、
他社と差別化をして売る必要があったために、
「マーケティング」が重要視されて来ました。
しかし、日本ではモノが足りず、
つくれば売れる時代が長く続いていました。
このため「良いモノをつくる」のは得意だが、
「マーケティング」を含めた「売るのは苦手」
な企業が多い傾向にあるのです。
「マーケティング」も「セールス」も
奥が深い分野ではありますが、
本質はシンプルです。
『顧客の立場で考え抜く』
それだけです。
それが出来れば、
必ず「売れる」ようになります!!
それでは、今回の
「マーケティング」と「セールス」の違い
は以上とさせて頂きます。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
次回配信をお楽しみに♪