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「マクロ視点での製造業就業者」

「マクロ視点での製造業就業者」

​​息子の6ヶ月誕生日と母の日のお祝いをしに
御殿場アウトレットに行って来ました。

アウトレットに円安が重なった影響もあって
8~9割はインバウンド客といった感じでした。

宿は敷地内にあるHOTEL CLADに宿泊。

富士山ビューの部屋に泊まったのですが、
日本一の山が大迫力で望めて最高でした!

やはり、一番や一流、本物、一級品を見ると
感性が刺激されますね!

息子も富士山を見て
「志高く生きよう!」と感じた様子です。笑




さて、本題に入ります。


本日は、

「マクロ視点での製造業就業者」

というテーマで話をしていきます。


私が拠点をおく大田区の武蔵新田という
土地は準工業地域に指定される
ものづくりが盛んな地域です。


そんな地域内でよく見聞きするのは
「高齢化が進み、技術承継が進まず、
廃業を検討せざるを得ない」という現状です。


このため、私は
若い方々にものづくりの素晴らしさを伝え、
若返りを図る必要があるなと感じていました。


しかし、
総務省発表の「労働力調査」を見ると、
マクロな視点では少し違う景色が見えたので、
本日はその紹介をさせて頂こうと思います。


まず、全産業に占める製造業の就業者数です。

高度経済成長を牽引してきた
日本が世界に誇る製造業。


就業者総数、全産業に占める割合ともに
右肩下がりがずっと続いている状況です。。


この傾向に歯止めを掛けるためには
労働環境、働き方の改善で土台を整えつつ、
ものづくりの魅力を改めて伝えていく
必要がありそうです。




続いて、高齢就業者数(65歳以上)です。

総数・割合どちらを見ても他産業と比較して
高齢就業者が少ないという結果です。


高齢化が進んでいると思い込んでいた
私はこの結果に驚きました。


もちろん高齢化が進んでいるのは事実ですが
他産業の方が深刻な状況なのですね。。


人間の加齢は急には変えられないので、
まずは、若い方の離職を防ぐことが先決です。


売上でも同様ですが、新しい人を
呼び込んで来るのは時間も労力も掛かります。

バケツの穴を塞ぐ方が即効性が高いです。




最後に、女性就業者数についてです。

予想通りというべきか、他産業と比較して
明らかに女性の割合が低いです。


現場仕事は俗に「汚い」「きつい」「危険」
の頭文字から3Kなどと言われたりします。


実際の現場はそうではなくても、知らない方、
これから就業先を探す方にとっては
そのようなイメージがあったりします。


いかに、このようなイメージを払拭して
ものづくりの魅力を伝えていくかがカギです。


どんなにAIやロボットが発達しようとも
人間が織りなす経済社会は
人間がつくっていくものです。


そして、
日本の強みは「ものづくり」であると
私は信じています。


日本に住む方々に
豊かで幸福な人生を歩んでもらうためにも
「ものづくり」の魅力を伝えていきたいですね。


それでは、
本日の内容は以上とさせて頂きます。

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

次回配信をお楽しみに♪​