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よくある失敗する計画の立て方
前回の記事で計画・スケジュールをどの様に立てていけば良いかを具体例を挙げながら、お話させて頂いたかと思います。
今回は、皆さんが良くやりがちな失敗する計画の立て方をご紹介していければと思います。
仕事において、新商品開発計画や新プロジェクト立上げなど計画を立て、
それに基づいて実行していくケースは大小含めて、数多く有ると思います。
良くやりがちな失敗事例としては、
全て上手く行く事を想定してスケジュール、計画を立てることが大変多いのです。
この為、スケジュール遅延が発生し、リカバリーをする為にバタバタしなければならなくなるのです。
全てが順風満帆で計画通りに進む事は、まず有り得ません。
全てが順調に進むのなら、新しく取り組もうとならないのではないのでしょうか。
難易度がかなり低く、雑用レベルの業務であれば有り得るのかもしれませんが、
新商品開発の計画など難易度が高くなれば高くなるほど、間違いなく失敗が起こるのです。
よって、前記事と重複する部分もあるかもしれませんが、
失敗を見込んだ計画とする事が肝要なのです。
失敗したとしても想定範囲内であり、遅延を見込んだスケジュールとする事で、遅れとはならず、
計画通りなのです。
これは、何でもかんでも失敗する事を見越して、無限に長くスケジュールを取りましょうと言っているのではありません。
予め想定されるリスク・失敗を抽出して、
その遅延幅、リカバリー策、許容レベル、判断者を出来るだけ事前に決めておく事で、
想定の範囲内で順調に進めていく事が出来るのです。
想定をしていないと、バタバタして良いリカバリー策も立てる事が出来ず、クオリティーも下がり、
更に問題を起こすというような負のスパイラルに陥ってしまうのです。
最初は、このリスク事前予測レベルは低いものかもしれません。
それでも大丈夫です。
繰り返していく事で必ずレベルは向上していきます。
各段階毎(フェーズ毎)で、下記の様な事項を事前に検討し、決めておくのです。
「どんな問題が起きそうかな?」
「どこがポイントになって来るかな?」
「何が起きそうかな?」
「あれが起きたら、どうやって対応しようか?」
「誰に相談したら良いかな?」
「ゴールはどこかな?」
こうすることで何かトラブルがあっても、かすり傷程度で何事も無かったかのように進めますし、
何より計画通りなのです。
順調なのです。
この様な計画の立て方を繰り返していくと自然とトラブル、遅延自体も発生しなくなるのです。
なぜなら、失敗しそうな要因を省いた計画を立てられるようになるからです。
この考え方は大きなプロジェクト、計画だけでなく、日常生活やルーティンワークなどでも生かす事が出来ます。
貴方が自由な人生を過ごす、大きな成果を残す、順調に生活していく為には、
本当に大切な考え方となりますので、是非、身に付けて頂ければと思います。
もっと具体的に聞きたいや、質問などがある場合は問合せフォームよりお願い出来ればと思います。
それでは、本日も、「明るく、楽しく、元気よく!!」頑張っていきましょうー!!