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中小企業に適した新規事業領域  2022年12月14日

中小企業に適した新規事業領域  2022年12月14日

気温もグッと下がり、気付けば年末ですね。
年末年始はどのように過ごされますか?

私は毎年、高知県に帰省をしますが、先月、
両親に会えたので今年は東京で過ごします。

都会でも地方でも良いと思うのですが、
ホッとできて帰って来たと感じられる場所が
ある事は心の土台になってくれますよね。

暖かいものでも食べながら、
ゆっくり過ごせる年末になるといいですね。

さて、本題に入ります。

本日は、
『中小企業に適した新規事業領域』
というテーマで話をしていきます。

まず初めに質問です。

「千三つ(センミツ)」という言葉を
聞いた事がありますでしょうか?

新規事業の成功率などを表す時に
良く使われます。

千回(セン)の挑戦で成功するのが三回(ミツ)
という意味合いです。
成功確率は0.3%ということですね。。。

果たして、本当でしょうか?

まず、データから見てみましょう。

2017年度 中小企業白書を見ると、
約3割の中小企業が新事業展開に
「成功した」と回答しています。

また、
500件以上の新規事業に携わって来た
私の経験値から見ても、もっと高められます。

そのコツは正しい戦場=領域を選ぶ事です。

ということで、本日は
「中小企業に適した新規事業領域」
についてお話をしていきます。

先述のセンミツは大企業やベンチャー企業の
数字に引っ張られているのではと考えます。

大企業は多くの従業員を雇っています。
また、既に大きな売上を持っています。

だからこそ、
新規事業に期待する結果も大きくなるのです。

また、ベンチャー企業の場合は、
これから市場に乗り込んでいく訳ですから、
敵のいない所=ブルーオーシャンを狙う
事が基本となってきます。

このような大企業やベンチャー企業の場合は、
必要資金も高額になりますし、
成功難易度も高くなります。

「新規事業」と聞くと、
どのような印象がありますでしょうか?

一般的なケースで言うと、

「新規事業=イノベーション」
「新規事業=ブルーオーシャン」

というようなイメージを持つ方が多いです。

イノベーションやブルーオーシャンを実現
出来るのであれば、それは素晴らしい事です。

しかし、なかなか実現が難しいからこその
イノベーションでありブルーオーシャンです。

中小企業の場合は、必須ではないのです。

むしろ、成功確率の高い、
地に足の着いた戦略を採る事をお薦めします。

アマゾフの成長マトリクスで言うと、
「新市場開拓戦略」や「新製品開発戦略」
でも充分に新事業としての成果を得られます。
https://04auto.biz/brd/wada-enterprise/001-QdbDhD.download

御社が現在、市場に存在しているという事は
御社の「強み」そして「提供価値」を
認めてくれているお客様がいるという事です。

その「強み」「提供価値」を必要とする
お客様や市場は必ず存在します。

欲しがっている方々に届けてあげてください。

わざわざ茨の道を歩む事はないのです。
それぞれに適した方法があるのです。

正しい戦場、領域を選び、
既存の「強み」「提供価値」を活かして、
新規事業の成功確率を高めていきましょう!

本日のお話は以上となります。

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

次回配信をお楽しみに♪