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売上づくりのヒントを更新しています。
「どう売るか考えたモノづくり①」
11月に長男が誕生して以来、
日に日に成長していく姿と愛くるしい表情に
多くの気づきと幸せをもらう毎日を送っています。
そんな中、オムツを変えてもミルクを飲ませても
泣き止まず途方に暮れてしまう時もあります。
どうしたものかと頭を抱える夫婦のもとに、
ついに救世主が舞い降りてくれました!
反町隆史さんの「POISON~言いたい事も
言えないこんな世の中は~」という
ドラマGTOの主題歌にもなった曲です。
この曲が流れ出すと、
さっきまでギャン泣きしていた息子が
嘘のように「ピタッ」と泣き止むのです!笑
あまりの効果に夫婦共々、
お腹を抱えて笑ってしまったほどです。
小さな赤ちゃんが周りにいらっしゃいましたら
騙されたと思って試してみてください!笑
さて、本題に入ります。
本日は、
「どう売るか考えたモノづくり①」
というテーマで話をしていきます。
本メルマガ読者の製造業や建設業など
ものづくりに携わる業種の方がほとんどです。
ですので、売上を上げるための手段として
「モノ」=「商品」をつくる事が多いはずです。
早速ですが、一つ質問です。
どのようにして「商品」のアイディアを考え、
実際につくっていますでしょうか?
もしかすると、こんな感じで「商品」を考え、
つくっているかもしれませんね。
✅ウチの技術を活かして〇〇をつくろう!
✅△△の需要増が予想されるから〇〇を!
✅□□は実績があるから改良して〇〇を!
だとすると、赤信号ではありませんが
「黄信号」であると言わざるを得ません。
ですが、日本のものづくり企業においては
先述のような商品づくりをしている企業が
とても多いのが実情です。
その背景としては、需要が急拡大し
モノが不足していた高度経済成長期の
成功体験が未だに色濃く残っているのです。
俗に言う
「つくったものを売りにいく」体質ですね。
この考え方をマーケティング用語では
「プロダクトアウト」と言います。
この状態の問題点は作り手の想いや
算段、資源等が起点となっているため
ニーズの有無や適合性を無視している点です。
つまり、
売れるかどうか分からないものを
売りに行っているということです。
言葉を選ばずに言うと
ギャンブルに近い手法と言えます。
イノベーションを狙うような場合には
「プロダクトアウト」が必要となりますが
”高確度で売上を伸ばすには不向き”
と言わざるをえません。
では、どうすれば良いと思いますか?
そうです。
「売れるものをつくる」のです。
✅どんな価値が求められていて、応えるため
にはどんなモノである必要があるのか?
✅どんな市場にどんな課題を持つ人がいて、
解決するにはどんなモノが必要なのか?
✅自社商品は△△が評価されて購入されてい
るから、さらに改良する事で需要も伸びるのでは?
このような検討をしたうえで、
”顧客が欲しいものをつくり出す”
”売れるものをつくる” という事です。
この考え方をマーケティング用語では
「マーケットイン」と言います。
「高確度で売れる」という算段を立てうえで
実現するモノをつくるため、従来と比べて
売上が上がる可能性は飛躍的に高まります。
ですので、高確度で売上を上げられる商品を
望むのであれば『マーケットイン』に基づく
ものづくりをおススメします。
次回号では、もう一歩踏み込んで
さらに高確度で売上が上がる方法を
解説していこうと思います。
それでは、
本日の内容は以上とさせて頂きます。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
次回配信をお楽しみに♪