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売上づくりのヒントを更新しています。
「どんな漏斗か知っていますか?③」
突然ですが、お笑いコンビ「極楽とんぼ」
加藤浩次氏が相方の山本圭壱氏の復帰時に
叫んだ、「当たり前じゃねぇからな!」の
メッセージが好きです。笑
復帰出来る舞台を整えてくれたスタッフや
迎えいれてくれる仲間がいることは
「当たり前ではなく、ありがたいことなんだ」
という想いを伝えているのではと思います。
我が家でも
「ありがとう」の言葉を大切にしています。
何かしてもらったり、思いやりを感じた時は
「ありがとう」と口に出して伝えるようにしています。
「ありがとう」の語源は仏教に由来し、
「有ること」が「難しい」という意味の
「有り難し」から来ており、当たり前ではなく
感謝に値するという意味を含んでいます。
「ありがとう」と感謝を伝えていくだけで
対人関係を劇的に良くする事が出来ます。
少しずつでも増やしていってみてください♪
さて、本題に入ります。
本日は、
「どんな漏斗か知っていますか?③」
というテーマで話をしていきます。
「買い続ける」に至るまでのフローを
前2号にわたり説明させて頂きました。
① 知って、
② 信頼して、
③ 買って、
④ 使って、
⑤ 気に入って、
⑥ ファンになる
でしたね。
ついに本号では、売上を上げるために
このフローをどのように活用していけば
良いのか解説していきたいと思います。
残念ながら、
世の中の全ての人が御社の商品を
買ってくれる訳ではありません。
一定の制約条件をくぐり抜け、御社商品と
相性の合うお客様のみが購入し、さらに、
その一部がファンとなってくれるのです。
制約条件に外れたり、相性が合わない方は
漏斗(ファネル・じょうご)からこぼれてしまい
「買い続ける」には至らない訳です。
マーケティング業界では漏斗・じょうごの事を
ファネルと呼び、どの段階で見込客の離脱や
失注が起きているかを分析する
「ファネル分析」が良く行われます。
実際市場におけるファネル形状は上図のような
綺麗で均一な勾配とはなりません。
実際の「買い続ける」に至るファネルは
以下のような形状となる事が大半です。
「① 知って」で認知された後の
「②信頼して」「③買って」の段階で
多くの見込み客が離脱してしまい、
初回購入・新規顧客開拓につながらず
その後のステップに進めない。
入り口が急勾配になっていて、
リピート購入・ファン化については
商品品質なりの勾配で先細りする。
そんな状況がほとんどです。
このファネルに水を注いだ時のことを
イメージしてみてください。
ファネルの先からはチョロチョロとしか
水が出ないのではないでしょうか?
これでは
「売れ続ける」状態とは言えないですよね。
では次に、
理想のファネル形状を考えてみましょう。
どのような形状が理想だと思いますか?
答えは単純です。
注いだ水がこぼれることなく、
そのまま全部出てくるような形状です。
つまり、以下のような絞られることなく
次段階への移行率が100%の形状です。
認知してくれた見込み客全員がファンとなり
「買い続けて」くれる、そんな状態です。
実際の世界では見込み客の離脱を
100%防ぐ事は難しいですが、
実際のファネル形状から
理想のファネル形状へと近づけていく事で
より多くの見込み客が離脱する事なく
より多くのファンになってもらう事は可能です。
そのためには、
どうしたら良いかというお話については
次号にてお話をさせて頂きます。
それでは、
本日の内容は以上とさせて頂きます。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
次回配信をお楽しみに♪