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売上づくりのヒントを更新しています。
「『現状把握』が一丁目一番地」
2024年春オープンを目標に新規事業として
コワーキングスペースの開設に邁進中です!
当方所在地である大田区に位置する
東急多摩川線 武蔵新田駅 徒歩約10秒の
駅前物件で開業を予定しています。
得意分野である補助金を活用する予定で
現在、資金調達に奔走中です!笑
地域住民や駅利用者の方々を中心に、
集中して仕事や勉強に取り組める環境を
提供すると共に、憩いと寛ぎのスペース
とする事で交流を促し、地域活性化に
繋げていきたいと考えています。
経営コンサルタントとしての強みを活かして
会社や学校では学べない情報やノウハウを
提供し、利用者の所得や売上向上への貢献、
街のにぎわい創出にも寄与していきます!
新規事業を高確度で立ち上げる方法など
参考になる部分もあるかと思いますので
定期的に取組報告をさせて頂く予定です。
さて、本題に入ります。
本日は、
「『現状把握』が一丁目一番地」
というテーマで話をしていきます。
業績を向上させ、持続的な経営をするには
経営計画、事業計画、戦略・戦術の立案が
必須となります。
逆に言うと、
このような計画や見通しがない経営は
場当たり的であり、どこに辿り着くかを
運や流れに身を任せた旅のようなものです。
このような出たとこ勝負の
経営としないためにも
事前の計画・戦略策定が重要となります。
計画・戦略を立てて満足している
企業や部署が非常に多いですが、
策定して終わっていたら意味がありません。
(P)計画・戦略をみんなで練り上げたら、
(D)まずはやってみる。
実際やってみると、
思ったようにいかないのが普通です。
(C)なぜ上手くいかなかったか原因を考え、
その対策を検討して、計画を修正する。
(A)そして、修正計画で再チャレンジする。
このPDCAサイクルを何度も何度も回して
計画・戦略を研ぎ澄ましながら進んで行く
事が成否を分ける重要な要素となります。
このように、
業績を向上させるための第一歩として
まずは基となる計画・戦略の策定から
始める必要があるのです。
そして、
その計画・戦略を立てる際に
最も重要であり、最初に行うべき事。
一丁目一番地となるのが
『現状把握』なのです!
軽視している企業が多いのが実情ですが、
なぜ『現状把握』がそんなに重要かと言うと
行きたい未来、つまり目的地とのギャップを
把握するために必要だからです。
どのような装備を持って、どのようなルートで
進めば良いかが分からないと
目的地に到達する事は難しいですよね。
この装備・ルートを把握する基礎材料として
『現状把握』がとても重要な役割を果たすのです。
この重要な『現状把握』を行う際に
最大の敵となるのが『自分自身』です。
人間は
「自分の事は自分が良く分かっている」
と思ってしまう習性があります。
このバイアス≒色眼鏡こそが
”ありのまま”の現状把握を阻害する
要因となってしまいます。
ですので、
正確な観察をするために以下の要素を心掛け、
色眼鏡を外した状態で自らを見つめる事が
重要となって来ます。
・バイアスを持ってしまっていると自覚する
・出来るだけ多い観点からの意見を受容する
・物理的に第三者に参加してもらう
色眼鏡を外した状態で『現状把握』と行い、
計画・戦略を立てる事が出来たら、続いて
先述のPDCAサイクルを回していくのです。
何度も繰り返す事で
研ぎ澄まされた計画・戦略となり
ドンドン成功確率を上げていく事が出来ます。
『現状把握』による売上への効果が
小規模企業白書(2020年 第3部・第2章)に
掲載されていましたのでご紹介させて頂きます。
現状把握をしっかり実施した方が、企業数で
約13.7%も多く売上増加したとのことです。
基本的な事を真摯に実践している企業が
良い結果を残しているという好事例ですよね。
売上を伸ばし、業績を向上させていくのに
ウルトラCなどは必要ありません。
基本的な事をキチンと実践する事が
何よりも着実で安定して効果をもたらしてくれます。
今からでも決して遅くはありません。
一歩一歩、出来る事を積み重ねていきましょう!
それでは、本日の内容は以上となります。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
次回配信をお楽しみに♪