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「現状を正しく知る」

「現状を正しく知る」

​動画や録音データ等で自分の声や動きを
客観的に見たり・聞いたりした時に
自分が抱いていたイメージや声と違って
違和感や衝撃を受けた事はありませんか?

私は先日、ラジオ番組に出演した際の
録音データを聞いた時に初めて、自分が
「引き笑い」である事を痛感しました。笑

明石家さんまさん程ではないですが、
結構な確率で引き笑いをしていた事にビックリ!

自分の声やクセ等は分からないものですね。笑





さて、本題に入ります。

本日は、

「現状を正しく知る」

というテーマで話をしていきます。




先述の通り、
自分の事は分からないものです。笑

これは個人だけでなく、会社も同じです。


自分や自社の事を正しく理解する事は
人間や、人で構成されている会社にとって
一番と言っていい程、苦手な分野なのです。

そして、何より厄介なのは、人は
「自分の事は自分が一番良く分かっている」
と思い込んでしまっている点です。


この思い込みやフィルタを持っている事実に
気付かない限り正確な自己分析は出来ません。



何故ならば、自社がどんな立場に立っていて
顧客や社会からどのように視られているか

客観的にありのままの姿を視る事が出来ず、
都合の良い視方しか出来ていない状態を
意味するからです。



そして、
客観的で正確な自己分析が出来ない状態は
現在位置を知らずに旅をするのと同義です。


「現状」を知らないのに、
目的地に辿り着けるでしょうか?
目的地までの道のりが分かるでしょうか?


難しいですよね。。


このように、
「現状を正しく知る」という事は
企業経営・事業・戦略などの第一歩であり
非常に重要な全ての基礎と言えるのです。


では、どのようにすれば
現状を正しく知る事が出来るでしょうか?


効果的な方法をご紹介していきます。


①多くの参加者で、数を多く出す

同じ業界・会社・環境で働いていると
似たような視点・思考になる傾向があります。

それでも、多くの参加者が数を意識して
各々の視点から出来るだけ多くの意見を出す事で
現状の姿を正しく把握する精度は高まります。




②第三者目線を意識する

完全には難しいですが当事者目線ではなく
敢えて、第三者目線からの考察を心掛ける事で
従来とは違った要素の抽出が可能になります。




③フレームワークを活用する

前回のメルマガでも紹介したように
フレームワークは必要要素を抽出する
チェックリストの機能を果たしてくれます。
客観的な観察にも効果を発揮してくれます。




④独自資源を抽出する

「強み」「弱み」は良く聞くと思います。
戦略等を考えるうえで非常に大事なのですが
問題は主観や解釈が加わっているという点です。

「強み」「弱み」に分類する判断要素と
なっているのは、ヒト・モノ・カネ・情報といった
御社の資源=「独自資源」だと思います。

この独自資源をべ―スに
「ここは他社より優れている」
「この市場での勝負は厳しそうだ」
と判断をしているハズです。

なので、まずは
独自資源を出来るだけ把握しましょう。





⑤専門家に参加してもらう

冒頭で申し上げたように、
自分・自社を視るというのは構造上、
人間にとって一番難しい事かも知れません。

なので、
自分達だけでは正確な自己分析が難しい場合
は専門家に依頼するのも有効な手段です。

優秀なコンサルタント等は御社の鏡となり、
ありのままの姿を映し出してくれます。


これまで見て来た通り、
ビジョンや「ありたい姿」という目的地に
到達するためには、まずは現在地を知る。

つまり、
「現状を正しく知る」事が重要です。


ご紹介させて頂いた内容を参考にして、
「現状を正しく知る」事で「ありたい姿」に
繋げて頂ければと思います。

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

次回配信をお楽しみに♪​