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「売上を上げる三要素」

「売上を上げる三要素」

​突然ですが、学生時代に所属していた部活の
OB会などはありますでしょうか?

先日、母校 土佐高校の野球部OBで
構成されたグループLINEが立ち上がり、
現役選手たちの大会前の様子や試合結果が
送られて来るようになりました。

どんなに短い距離でも、何をするにしても、
「全力疾走」をする伝統も実践されていて、
大切な理念に改めて気づかせてもらいました。

当時着ていた純白のユニフォームを見ると、
一瞬で青春時代に戻る事が出来ます。

本気で打ち込んだ青春の思い出は
色あせないものですね。

全力疾走の仕方は忘れてしまいましたが。笑





さて、本題に入ります。

本日は、

「売上を上げる三要素」

というテーマで話をしていきます。




まず初めに質問です。


「売上を上げる要素とは?」
と聞かれたら、何と答えますでしょうか?



マーケティングの大家である
ジェイ・エイブラハムは
以下のように定義しています。


「売上」=「客数」×「客単価」×「購入頻度」   


つまり、
売上を上げるために必要な要素は
次の3つしかないという事ですね。

①客数を増やす。
②客単価を上げる。
③購入頻度を高くする。

そして、
大切なのは上の関係性が
「掛け算」になっているという点です。


つまり、
どこかを下げれば、
その分どこかを増やす
必要があるという事です。


良くやりがちなのは、
「客単価」を下げて、
「客数」を増やそうとする事です。


値引きセールなどは典型例ですね。

短期的には良いのですが、
持続的に「売上を上げる」
という目的で考えると、
良い戦略とは言えません。


なぜならば、
その分「客数」を増やす必要があるからです。




例えば、
売上を120%にしようとした場合。


「客単価」を80%に値下げしたとすると
「客数」は150%にしないといけない。
という事になります。


これでは、
かなり難易度が上がってしまいます。

なので、
基本的に「客単価」を下げる事は
お勧めしません。

御社の提供価値に見合った価格をつける
事がとても大切です。

※提供価値に見合った価格のつけ方は、
また別の回にお話させて頂きます。





『「客数」は増やさなくて良いのか?』
こんな風な疑問が出たかもしれません。



もちろん、増やした方が良いです。



ですが、
どの程度売上を上げるかにもよります。
むやみに増やす必要はありません。



パレートの法則はご存知でしょうか?

「全体の数値の8割は、
2割の大きな要素が生み出している」
という経験則のことです。

この法則は色んな場面で当てはまります。

試しに、御社の売上を分析してみてください。

売上の大部分は、
得意先から得ているのではないでしょうか?

むやみに「客数」を増やす必要はなく、
少数の得意先を獲得すれば良いのです。


新規顧客による売上拡大は
既存の5倍労力が掛かると言われています。

既存顧客の
「単価を上げる」or「頻度を高くする」
の方が、ずっと効率的なのです。

このように、
難しく思えた課題も、切り分けて考えれば、
ずっとシンプルになります。

もし、課題を抱えているのであれば、
打ち手が見えるまで細分化してみる事から
始めてみましょう!


それでは本日の内容は以上とさせて頂きます。

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

次回配信をお楽しみに♪​