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「町工場も複業をすべき時代」
猛暑日が続き、夏到来と言った感じですね!
「夏と言えばビール!」が美味しい季節です。
という事で小噺をひとつ。笑
キリンビールの初代社長グラバーと
創設者の岩崎弥太郎を引き合わせたのは
坂本龍馬と言われています。
そして、キリンビールのロゴマーク。
頭が「龍」で、胴体が「馬」
のようになっていますよね。
龍馬への想いを込めて、このロゴマークが
つくられたという都市伝説があります。
信じるか信じないかは、貴方しだいです。笑
それはさておき、ビールばかりではなく、
水と塩分をしっかり摂って、
熱中症対策してくださいね!
さて、本題に入ります。
本日は、
「町工場も複業をすべき時代」
というテーマで話をしていきます。
一昔前までの日本は終身雇用が守られ、
一つの会社や役所で勤めあげる事が
安定的で良い選択だとされて来ました。
しかし、時代が変わり、
変化がとてつもなく速く、大会社でさえも
終身雇用の約束が難しくなっているのが
今の時代です。
ゆえに、日本政府も副業や複業、投資、
リスキリングを声高に叫んでいます。
会社員も一つの収益源だけに頼っていては、
心許ない時代となっているため、
副業・複業などで収益源を多数持つ
必要がある時代となっています。
これは、会社員だけでなく、
町工場にも言えるというのが私の持論です。
国内GDPの内、製造業は約2割を占めます。
高度経済成長期を牽引し、
日本が世界に誇れる強みの一つが製造業
であるのは間違いないと思います。
しかし、
イノベーションを起こすような製品開発や
時価総額ランキングを見ても、
世界から遅れをとっており、
安泰と言える状況でない事は確かです。
中小製造業、特に町工場においては、
大企業からの下請け的な仕事をこなす事で
売上・経営が成り立っている企業も多いです。
ですが、
その元となる大企業の安定性に
疑問符が付く状況となっている訳です。
なので、これまでのように定期的に
仕事が発生するのを待つだけでなく、
自らが需要を生み出す必要がある
状況だという事です。
つまり、
「下請けを脱却して、メーカーに転身する」
必要性があるという事です。
「またその話か」と思いましか?笑
そうですよね、使い古された言葉ですよね。
必要だと理解しているけど、
なかなか出来なかったりしたかもしれません。
メーカーへの転身も
本質を理解すれば、決して難しくありません。
その証拠に私は
そのお手伝いを数多くおこなって来ました。
これまでトライしたけど自社だけでは
難しかったという事もあるかと思います。
もしかすると、メーカーにならなければ
と思っていたのかもしれません。
いきなり、
目標であるメーカーになる必要はありません。
メーカー化の取組から始めれば良いのです。
つまり、
既存事業の下請け的な業務を効率良くこなし、
収益と余力を生み出す。
それを利用して、新規事業である
メーカー化の取組に注力するのです。
新規事業などでは良く言われますが、
「両利きの経営」をしていくのです。
どちらか片方に
全集中する必要はありません。
リスクが高くなるだけです。
両事業からの収益を上げて、
安定化をしていけば良いのです。
メーカーとしての経営が
確実なものになって来た時に、
そちらに舵をとれば良いだけです。
まずは、
そのために出来る小さな一歩として
何が出来るかから考えてみましょう。
それでは本日の内容は以上とさせて頂きます。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
次回配信をお楽しみに♪