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売上づくりのヒントを更新しています。
「正当な価格をつけて、売上を上げる」
かなり暑くなって来ましたね!
こまめに水分補給をして、熱中症などに
ならぬよう、ご自愛くださいね。
私は日課のウォーキングも昼間は暑すぎて、
早朝実施に切り替えた今日この頃です。笑
近所の公園に紫陽花が
綺麗に咲いていたので、見に行って来ました。
よく観察すると、紫陽花と一言で言っても、
色や形の異なる多くの種類があるのですね!
小さな発見を楽しめるかなと思いますので、
近くに咲いていたら、足を止めて
観察してみるのもおススメです!
さて、本題に入ります。
本日は、
「正当な価格をつけて、売上を上げる」
というテーマで話をしていきます。
まず初めに質問をさせてください。
「商品価格をどのように決めていますか?」
製造業では、
①生産するのに掛かるコストに必要な利益を
乗せて価格設定しているケースが多い
のではないでしょうか。
②他社の価格設定を基準に決めている
ケースも多いでしょう。
あまり良くないケースとしては、
③発注先から「この値段で」と言われて
決まったという事もあるかもしれません。
①と②の考え方で価格設定をしたとしても、
満足な利益が残り、困っていないのであれば、
問題はないでしょう。
しかし、
原材料や人件費が高騰してインフレが進み、
利益が圧迫されている企業も多いようです。
利益を上げるためには、
「売上を上げる」か「経費を下げる」かの
どちらかとなります。
今の時世だと経費が上がって来ているため、
「売上を上げる」必要があります。
ここで、もう一つ質問させてください。
売上を上げるのに、最も速く効果を得られる
方法は何だと思いますか?
それは、
「客単価(商品価格)を上げる」です。
詳細は割愛させて頂きますが、
これが最も速く、効果を得られます。
「そりゃそうだろうけど、
そんなに簡単に値上げ出来ないよ・・・」
という声が聞こえてきそうです。笑
では、また質問をさせてください。
「そもそも価格とは何でしょう?」
価格とはお客様が「欲しい!」と思う
「価値」に対する対価です。
お客様が抱えている悩みや課題を、
御社の商品によって解決出来るという
「価値」つまり、「ありがとう」に
対する対価です。
しっかりと「価値」を提供出来ていて、
お客様のニーズを満たせるのであれば、
それに見合う価格こそが、
『正当な価格』となるのです。
では、その「価値」とは何でしょうか?
それは、御社商品を買う事によってお客様が
「どうなれるのか?」
「どんな得をするのか?」
「どんな悩み・課題を解決出来るのか?」
の程度の大きさとなります。
得が大きい、悩み・課題が深刻であるほど、
その「価値」は大きいという事になります。
満足な価格設定や値上げが出来ないのは、
「価値の大きさ」の明確化や伝達を
していないケースがほとんどです。
『正当な価格をつける』、値上げをする
ためには、「価値の大きさ」をしっかりと
伝える必要があります。
効率化出来る時間を金額換算する、
他の商品で代替する場合の金額計算をする、
発注元の製品性能が向上幅を金額換算する、
など色んな方法があります。
日本の製造業は素晴らしい技術で高品質な
ものづくりをしている企業ばかりです。
御社商品も
素晴らしい「価値」を提供しています。
ぜひ、その「価値」をしっかりと伝え、
その対価として『正当な価格』をつけて、
売上を向上させ、満足な利益を得て、
持続経営につなげて頂ければ幸いです。
それでは本日の内容は以上とさせて頂きます。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
次回配信をお楽しみに♪