少ない労働時間で全国No.1売上の秘訣　　２０２３年２月１５日

先日、㈱星野リゾートが運営する
「界 松本」に宿泊して来ました。

施設・料理が素晴らしく大満足な内容でした。
ですが何よりもホスピタリティ・おもてなし
が素晴らしかったです。

従業員の所作一つ一つにお客様を想う心が
宿っているように感じられました。

企業の理念・志に共感して「ここで働きたい！」
という想いで働いているのだと思います。

こういった企業の魅力度はとても高く、
「また利用したいな」と思いますよね。

価値を生み出す「現場」が同じ方向を向いて、
ワクワク・イキイキと働く事の大切さを
再認識させて頂きました。

帰りの雪道の運転は恐怖でしたが・・・笑

　

　

さて、本題に入ります。

　

本日は、
「少ない労働時間で全国No.1売上の秘訣」

というテーマで話をしていきます。

　

　

手前味噌ですが、会社員時代に
約５００億円規模の企業で「全国No.１」の
営業成績を複数回記録した実績があります。

　

私は長らく、企画・開発・生産などの
ものづくりに携わって来たため、
営業経験はありませんでした。

また、私生活とのオンオフがハッキリと
していて労働時間は少ない方でした。笑

では、なぜ未経験者が少ない労働時間で
全国No.1成績を達成出来たのでしょうか？

特別な才能を持っていたからでしょうか？

いいえ、違います。

　

　

答えは、
効率の良い方法を採っていたからです。

　

「売上を上げる」ためには、
どうしたら良いと思いますか？

　

多くの企業は「客数」を増やそうとします。
だから、苦戦する場合が多いのです。

　

売上を定義すると、

「売上」＝「客数」×「客単価」×「購入頻度」

と表す事が出来ます。

　

難易度が低く、優先順位が高いのは、
「客単価」⇒「購入頻度」の順です。

　

最も難易度が高いため、優先順位が低いのが
「客数」を増やす事なのです。

　

ところが、多くの会社では、
まず「客数」を増やそうとします。

　

そのために、
「テレアポの回数を増やすぞ」
「営業回数を増やすぞ」　と方針を立てて、
多くの時間と労力を割き疲弊していくのです。

　

「客数」を増やす事は大切です。

変化が激しく、新商品も次々と投入される
現代において、新規顧客の開拓は必須です。

　

ですが、
「売上を上げる」という目的で考えた場合は
「客数」を追い求めるよりも、

「客単価」・「購入頻度」を向上させる方が
短期間かつ効率的に成果を上げられるのです。

　

つまり、既存顧客に
「高く、多く、何回も」買ってもらう事が
売上を上げる近道なのです。

　

「高く」というのは、
１商品当たりの単価を上げるという事です。

　

勿論「ぼったくり」の様な方法はNGですが、
提供価値に見合った適正価格をつけるのです。

「価格設定」に対するノウハウや考え方に
自信が無いために周囲に「気を遣った」価格
となっているケースが非常に多いです。

様々な原価が上がっている昨今は、
価格改定をする良い機会でもあります。

今一度、商品の提供価値・適正価格を
考え直してみましょう！

　

「多く」というのは、1商品に留まらず、
セット販売や一括受注によって、
1回当たりの購入数を増やすという事です。

　

周辺商品を増やす、メンテナンスも提供する、
付随商品をセット販売する、シリーズで売る、
など方法はたくさんあります。

またBtoBの場合、顧客の仕事を楽にしたり、
商品以外の価値を提供する事で一括受注を
させてもらう事も可能となるのです。

「多く」買ってもらう方法は他にも
たくさんありますので考えてみましょう！

　

「何回も」というのは、リピーターとなって
継続的に買ってもらえる状態です。

つまり、御社・商品・あなたの「ファン」に
なってもらうという事ですね。

　

そのためには星野リゾート等は好例ですよね。

価値(ベネフィット)を理解してもらい、
「あなたから買いたい！」
と思ってもらう事です。

　

効果の出やすい事項を的確に行う事が、
大きな成果を少ない労力・短期間で達成する
ための秘訣です。

こうして私は未経験の状態から少ない労力で
全国No.１の営業成績を達成出来ました。

　

今回の話を参考にして頂く事によって、
短期間で大きな成果を上げられましたら、
私にとってもこの上ない喜びです。

　

それでは、今回の
「少ない労働時間で全国No.1売上の秘訣」
は以上とさせて頂きます。

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

次回配信をお楽しみに♪