ニュース・ブログ

売上づくりのヒントを更新しています。

メルマガ バックナンバー

新規事業はじめの一歩 ~定義編~  2023年1月18日

新規事業はじめの一歩 ~定義編~  2023年1月18日

​先日、築地場外市場に行って来ました。

市場が豊洲に移転されて、以前の賑わいは
無くなり、大好きなネギトロ丼をゆっくり
食べられるかなと思って出掛けました。

ところが、そんな考えはひたすら甘く、
海外観光客でひしめき合っていました。笑

インバウンド需要によって、
経済が回り始めているなーと
感じられる光景でした。

新型コロナによって、以前は当たり前だと
思っていた事が、ありがたい=「有り」「難い」
事だったのだと気付かされる事が多いです。

「有り難い」様々な事に感謝しながら、
日々を送っていきたいものですね。




さて、本題に入ります。


本日は、
「新規事業のはじめの一歩~定義編~」

について話をしていきます。



前号では~目的編~をお届けしました。


続きとなる本日は、
新規事業の「定義」について
お話をしていきます。


新規事業と一言で言っても、
執るべき戦略は複数あります。


事業の成長を図る際に良く用いられるものに
「アマゾフの成長マトリクス」があります。

下図を参照ください。


「製品・技術」軸と「市場・顧客」軸の新旧
によって、4つの成長戦略に大きく分類可能
であるという考え方です。


「新規事業とは、どの戦略を執る事ですか?」
と聞かれた場合、あなたはどう答えますか?



考え方は人それぞれなので、
何と答えて頂いても問題ありません。

あなたが思う答えが、
あなたにとっての新規事業の「定義」です。

それでいいのです。



実際に、これまで多くの人に同じ質問をして来ましたが、答えは人それぞれです。

それだけ、人によって新規事業に対する考え方が違うということですね。

それ自体は、何も問題はありません。



しかし!!!

一つの会社の中で、
社員の考えがバラバラなのは大問題です!!


理由は、
前回の~目的編~でお話した内容と同じです。


新規事業の「定義」というのは、御社が
「新規事業として、どの領域を進むのか?」
という事です。


つまり、「定義」がバラバラという事は、
「それぞれが、違う場所を進んでいる」
という事になってしまうのです。


なので、「目的」の場合と同様に、
バラバラの方向を向いたベクトルとなり、
強い推進力が得られなくなってしまうのです。



あなたが、
経営者や新規事業リーダーと仮定した場合、
目指すべき旗(ゴール)を高く掲げたとしても、
社員は好き勝手な方向を向いている状態です。


これでは良い結果を得るのは難しいですよね。


ですが、
・そもそも定義をしていない
・定義がバラバラ
・社員も同じ考えなハズと思い込んでいる
といった企業様が非常に多いのが実情です。。



人は色んな考えを持っているものです。

自分の考えを、きちんと伝えて共有し、
何度も何度も繰り返す事によって、
ベクトルを揃えていく事が必要なのです。




という事で、
新規事業の“はじめの一歩”は、
「全社員のベクトルを揃える」事である。

そのために決める必要がある、
「目的」と「定義」について、
2回に分けてお話をさせて頂きました。


新規事業という、新しい扉を開くために、
「強いベクトル」としていきましょう!!



最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

それでは、次回配信をお楽しみに♪​