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「新規事業のはじめ方③」

「新規事業のはじめ方③」

​もうすぐ年越しの師走ですね。
体調など崩されていませんか?

暖冬で暖かい日が続いていましたが
やっと冬らしい気温になってきました。

私は南国土佐生まれで、
寒いのが苦手なうえに末端冷え性なので
冬は手足がとても冷たくなります。

冷たくなりすぎて、かじかむので
家の中でも手袋をして過ごします。笑

冷える日には高知の生姜を使った
生姜湯が一番効くと信じています☆





さて、本題に入ります。


本日は、

「新規事業のはじめ方③」

というテーマで話をしていきます。



前々回・前回のメルマガで以下の3箇条の内、
目的と定義の2つを解説させて頂きました。

① 「何のために取り組むのか」新規事業の目的
② 新規事業の定義
③ 成功・撤退の基準


本日は「③ 成功・撤退の定義」について
解説していきます。



何か新しいことを始める時、
新規事業を始める時に特に大事なのは
「撤退基準」を決めておくことです。


つまり、
「どのタイミングでどうなったら撤退する」
と決断する基準を事前に決めておくのです。


とても大事なことなのですが、
出来ている企業はほとんどないのが実情です。


「まだイケる」「もう少し改善すれば」と
粘ることで傷口を広げてしまい、
次の挑戦がしにくくなったりしています。


新規事業は“千三つ”と良く言われます。
千回やって3回しか成功しないという意味ですね。


もっと確立を上げることは可能なので
この言葉に異論はありますが、
100%成功する訳でないことは確かです。


大切なのは成功するまで
”繰り返し”挑戦することです。

そのためには、
大きな傷を負わないことが必要です。

また、撤退基準があると、それ以上の損失は
無い訳ですから思い切って挑戦が出来ます。


もう一つ大事なことは撤退は
失敗ではないということです。


上手くいかなかった時点で
原因分析や次回の改善点を洗い出しておけば
次回挑戦時はそこからリスタートが可能です。


これをするかどうかが「失敗」になるか
「次回スタートライン」となるかの
分かれ道となります。

多くの企業は実施してしないので、
自らの手で“失敗”にしてしまっているのです。


挑戦回数を増やし、成功確率を高めるために
「撤退基準」を決めていきましょう!



逆に、
「成功基準」を決めておくことも大切です。

新規事業の初期は
少人数で始めることが多いです。

事業拡大をしていくためには、段階によって
人員や資源を増やしていく必要があります。

そのためには、
「どうなったら次の段階に進むか」
ステップ設計をしておくことが必要です。


このように、
新規事業の成功確率を高めていくためには
事前に「成功・撤退の基準」を決めておき、

必要時期に振り返り分析と次回の改善策を
洗い出していくことが重要です。


新規事業が百発百中で成功するのであれば
誰も苦労はしないハズです。


思いついた案をすんなりと
成功させようとするのではなく、
成功するまで挑戦し続けられる
環境を整備することが肝要なのです。


明るい未来とするために
「成功・撤退の基準」を決めて
思い切った挑戦をしていきましょう!


それでは、
本日の内容は以上とさせて頂きます。

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

次回配信をお楽しみに♪​