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「新規事業のはじめ方①」

「新規事業のはじめ方①」

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さて、本題に入ります。


本日は、

「新規事業のはじめ方」

というテーマで話をしていきます。



御社では新規事業に
取り組んでいますでしょうか?


耳タコな話かと思いますが、
VUCAと呼ばれる変化がとてつもなく速く
不確実な現代では、新規事業なくしては
生き残っていくのは難しい時代と言えます。


万が一、
御社が新規事業に取り組んでいないとしても
「このままではマズイかもな」という不安は
感じているのではないでしょうか。



本日は、新規事業に取り組む際に
最初に行っておくべき3箇条について
お話をさせていただきます。


その3箇条とは、
以下の3つを最初に決めておくことです。


① 新規事業の目的「何のために取り組むのか」
② 新規事業の定義「何を新規事業とするのか」
③ 撤退の基準「いつどうなったらやめるのか」


重要な内容であり長文となってしまうため、
本日は①の内容について解説していきます。
(②・③は次号以降)



① 新規事業の目的

新規事業を始めると既存事業との衝突が
必ず起こります。


「自分たちが汗水たらして稼いだ利益を
得も知れぬ新規事業に使うなんて!」
これが既存事業の主張です。


当然の主張と言えますが、この衝突原因は
意思統一が出来ていない事に起因しています。


何かしらの危機感を感じているからこそ、
新規事業に取り組もうとしているハズです。


その危機感と新規事業を行うべき理由を
しっかりと“全社”共有しましょう。


多くの企業は事業企画部や新規事業部など、
一部の人だけ共通認識を持っています。


これでは駄目です。


売上推移、利益状況、市場動向などを用いて、

御社が置かれている現状、
このままでは危険な理由、
目指すべき「ありたい姿」 を

全社員が共通認識している状態にしましょう。



これは新規事業に限った事ではありませんが、
共通認識化するには、何度も何度も繰り返し
伝え続けることが必要です。


人間は忘れる生き物です。


部門教育、社内報、朝礼、掲示板、報告会、
何でも結構なのですが、事あるごとに
新規事業に取り組む目的を伝えていきましょう。



また、現実的なコツとしては
既存事業のトップを新規事業メンバーに
参加させることです。


上述の
既存事業と新規事業の衝突を緩和するには、
既存事業のトップが双方に関与している状態
をつくることが有効です。


激しく変化しする時代において、
社内で衝突している場合ではありません。


ベクトルを統一して進める体制を
早期に整えましょう!


それでは、
本日の内容は以上とさせて頂きます。

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

次回配信をお楽しみに♪​