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「バリューチェーンを切り分ける」
先日はプロポーズ記念日でした。笑
私が妻に求婚した日のお祝いです。
結婚記念日や誕生日のお祝いは良く
聞きますが、プロポーズや告白の日を
お祝いするのは珍しいかもしれませんね。
ですが、私は好意や感謝の気持ちは
口に出して伝えるように心がけています。
好きな人に好きだと伝える人を増やす
愛妻家倶楽部の活動も行っています。
https://aisaikaclub.love/
ご興味ありましたらご連絡ください。笑
さて、本題に入ります。
本日は、
「バリューチェーンを切り分ける」
というテーマで話をしていきます。
「バリューチェーン」という言葉を
聞いたことがありますでしょうか?
日本語では「価値連鎖」と呼ばれ、
ハーバード大学経営大学院教授の
マイケル・ポーター氏が提唱しました。
高度経済成長期に目覚ましい発展を遂げた
日本の原動力は製造業であり、その多くは
企画・開発から販売・アフターサービスまで
一貫して自社で行う「垂直統合型」の
ビジネスモデルを採用していました。
モノが不足する中で、国内の技術を守りつつ
効率よく生産することが求められた時代には
「垂直統合型」が適していたからです。
しかし、時代は大きく変わりました。
VUCAの時代と言われる現代は
変化がとてつもなく速く、不確定な時代です。
「垂直統合型」では動きが重く、
変化に対応し切れない場面も増えてきたため
近年では水平分業型が注目を浴びています。
各社が得意分野に特化して、その他の分野は
他企業と連携するビジネスモデルです。
つまり、バリューチェーンを一気通貫で担う
自前主義ではなく得意な部分に特化する流れ
になって来ているということです。
その代表的な例が「半導体」です。
世界における半導体の
売上シェアランキングが以下の表になります。
以前は日本企業が上位に並んでいましたが、
近年のランクインは1社のみとなっています。
海外企業が設計等の得意分野に特化する中、
「垂直統合型」に固執した日本企業が
取り残された構図となってしまっています。
機能開発に特化して生産は外注する
アップルなども「水平分業型」の好事例です。
バリューチェーンを切り分けて
「強み」とする得意分野に特化することで
その「強み」はさらに洗練されていきます。
そして、他社と差別化された「独自の強み」
としていくことが出来るのです。
もしも、御社が独自性を打ち出せていない、
事業転換等の新しい取り組みが行いにくい、
などの悩みを抱えている場合。
「強み」分野に特化する「水平分業型」を
採用する事で活路が見つかるかもしれません。
上記悩みをお持ちの場合は、ぜひ一度
「バリューチェーンを切り分ける」ことを
検討してみてください。
それでは、
本日の内容は以上とさせて頂きます。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。