ニュース・ブログ
売上づくりのヒントを更新しています。
「体験は購買につながる」
まだ5月だというのに夏のような暑さですね。
地球温暖化の進行を実感する日々です。
事業構想大学院大学に通い、
将来の事業構想を練るに当たっては
社会問題とも向き合う必要があります。
学べば学ぶほど、
地球上での生活を持続していくためには、
抜本的な見直しが必要だと痛感させられます。
子ども達に住みやすい社会を残すために
いま何ができるか真剣に考えています。
大都会東京に浮かれ遊んでばかりいた
大学当時の私からは考えられない姿です。
今でも校舎がある表参道に浮かれていますが。笑
さて、本題に入ります。
本日は、
「体験は購買につながる」
というテーマで話をしていきます。
必死に覚えようとして勉強したことは
すぐに忘れるのに、仕事での成功や失敗、
旅行などで「体験」したことは鮮明に
覚えていたりすることはないですか?
人間の脳は五感を通じて入って来た情報を
必要な情報か否か選別して格納します。
喜怒哀楽の感情を伴う情報は
その刺激が強ければ強いほど
脳は必要な情報だと判断し記憶する訳です。
「体験」をするということは
何かしらの感情を伴うため、
紙面やPC上で情報を確認するのと比べて
脳は重要な情報として取り扱います。
このように体験を通じてインプットされた
情報は脳に長期記憶されますので、
購買確率を高めることができます。
また、サンプルやテスト等で
短い時間でも一度手にすることで、
人間は自分のものだと所有感を抱きます。
そして、手放すときは所有物がなくなる
という損失を感じる性質があります。
このメルマガの読者は
モノを扱う製造業の方が大半です。
そのモノを使って、
コト(体験)にする方法がないか
考えてみてください。
展示会等で実際に触れる機会をつくる、
試しに使ってもらえる期間を設ける、
一定期間無料で提供する、
何でも結構です。
実際に「体験」してもらえる
工夫をしてみましょう。
また、工場見学や意見交換会なども有効です。
商品というモノだけでなく、
御社という存在を「体験」してもらうことで
御社への愛着を育み、ブランド化につなげて
いくことが出来ます。
さらに言うと、「匂い」も有効です。
人間が思い出や記憶を想起するのに
「匂い」はとても重要な因子となります。
昔の恋人と同じ香水の匂いがして当時を
思い出したりしたことはないでしょうか?
それくらい、
記憶と「匂い」は密接な関係にあります。
工場見学の際に印象付けるも良し、
香り付き紙を同梱して印象付けるも良し、
「匂い」の「体験」を活用した
ブランド化も有効な方法です。
このように「体験」は顧客に
強烈な影響を与えることができます。
もしも、
「モノ」しかしていないのであれば、
「コト」をプラスして訴求出来ないか
検討してみてください。
思った以上の効果に驚かれるハズです。
それでは、
本日の内容は以上とさせて頂きます。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
次回配信をお楽しみに♪