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新規顧客開拓より効果的な方法 2022年12月07日
『THE FIRST SLAM DUNK』を観て来ました。
伝説のバスケ漫画「スラムダンク」が
約25年ぶりに映画化されたものです。
当時は社会現象になるほどの人気でしたので、
ご存知の方も多いのではないかと思います。
野球小僧だった私も夢中で読んだものです。
青春時代に夢中になった作品なので、
ものすごく大きな期待をして観に行きました。
ところが、その期待を軽く超えて来ました!
満を持した公開だけあって圧巻の仕上です!
興味がある方で、まだ観られていない方は、
ぜひ映画館で観て頂く事をお薦めします!笑
さて、本題に入ります。
本日は、
『新規顧客開拓より効果的な方法』
というテーマで話をしていきます。
まず初めに質問です。
御社は1年間で、
どれだけのお客様との取引が
なくなったか正確に把握していますか?
そして、その理由を把握していますか?
1年間で10%のお客様との取引減の場合、
売上を20%増加させるためには、
お客様を30%増にする必要があります。
どんな企業でも取引がなくなる事はあります。
しかし、その穴を放置していると、
水は流れっ放しになり、バケツが満たされる
事はなくなってしまうのです。
大事なのは、その理由を突き止める事です。
そして、問題点を改善する事により、
再び水で満たす事が出来るようにするのです。
取引がなくなる理由は次の3つが大半です。
①、御社とは無関係の理由で取引を
しなくなっている。再取引を開始する
きっかけが無く、行動に移せていない。
②、直近の取引で御社に対して不満を感じて、
御社や商品に魅力を感じなくなっている。
しかし、それを御社には伝えていない。
③、お客様の立場や事情が変わり、
御社からメリットを得にくくなった。
そして、
ほとんどの企業が理由を把握しないままに、
全て②が理由で取引がなくなったと思い込み、
放置してしまっているのです。
確かに、
取返しがつかないほどのマイナスイメージを
植え付けてしまっているケースは
再取引が難しいかもしれません。
しかし、そのようなケースはごく一部です。
多くのお客様は、
「同様のご迷惑を二度と掛けないために、
改善をして品質向上をした」と伝われば、
再検討をして頂けます。
さらに、残りの②のお客様と①・③の場合は、
御社から「その後の状況を気に掛けている」
「再び価値を届ける準備が整っている」との
連絡があれば、再取引を検討してくれます。
関係性のない全くの新規顧客開拓より、
遥かに高い確率で取引を開始出来るのです。
何故だと思いますか?
それは、
「信頼関係」が築かれた実績があるからです。
私がスラムダンクの映画を観に行ったのも、
同じ理由です。
「過去に観て面白かった」「良い作品だ」
という信頼を持っているからこそ、
長い月日が流れてもすぐに観に行ったのです。
普段の生活でも同様ですが、
「信頼関係」は一朝一夕では築けません。
そして、「信頼関係」がない人や企業からは
購入しようと思わないのです。
つまり、「信頼関係」の実績がある事は、
とてつもないアドバンテージなのです。
だからこそ、ほったらかしにしないで下さい。
改善をして、
より良い姿となった御社から、
かつてのお客様に連絡をして、
再び価値を届けてあげてください。
御社の価値を受け取る事は、
お客様がより良い未来に近づける
という事なのですから!
それでは、
本日のお話は以上とさせて頂きます。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
次回配信をお楽しみに♪