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売上づくりのヒントを更新しています。
売上づくりの優先順位 2022年11月23日
人生初の北海道から帰って来ました。
11月末ですが、東京はとても暖かいですね。
11月15日は郷土の英雄である坂本龍馬の
誕生日であり、命日でした。
国の現状を憂い、31年という短い期間で、
日本を洗濯するというスケールの大きさ、
エネルギー、使命感を心から尊敬しています。
龍馬先生のように「志高く」
生きていきたいですね。
さて、本題に入ります。
本日は
「売上づくりの優先順位」
というテーマで話をしていきます。
「売上づくり」=「売上を向上させる」
ための優先順位という事ですね。
あなたは「売上は何で決まる?」
と聞かれたら、何と答えますか?
安心してください。
答えは、とてもシンプルです。
「売上」=「客数」×「客単価」×「購入頻度」
という3つの要素で決まるのです。
マーケティングの大家であるジェイ・エイブ
ラハムも同様に定義しています。
つまり、3つの要素を上げれば、
売上を向上させる事が出来るという事です。
では、その優先順位はどうなるでしょうか?
答えは、以下の順番になります。
①客単価を上げる。
②購入頻度を高くする。
③客数を増やす。
順番に見ていきましょう。
①客単価を上げる。
多くの企業でやりがちな戦略は、
『「客単価」を下げて「客数」を増やす』です。
値引きセールなどは典型例ですね。
在庫削減が目的であれば、有効な戦略です。
しかし、「売上を上げる」という目的では、
難しい戦略と言わざるを得ません。
「客単価」を下げた分、「客数」を増やす必要
が出て来てしまうのです。
例えば、売上を120%にしようとした場合。
「客単価」を80%に値下げしたとすると、
「客数」は150%にしないといけない。
という事態になってしまうのです。
これは、かなり難易度が上がってしまいます。
なので、基本的に「客単価」を下げる戦略は
お勧めしません。
「客単価」を下げて「客数」を増やす戦略は
体力のある大企業に適した戦略です。
99.7%を占める中小企業においては、
「客単価」を上げていく事が大切なのです。
そのためには、御社の商品・サービスの
提供価値をしっかりと伝え、理解してもらい、
相応の価格設定をしていく事が肝要です。
②購入頻度を高くする。
次は、購入頻度を高めていきます。
パレートの法則というのを聞かれた事は
ありますでしょうか?
「全体の数値の8割は、
その内の2割の要素が生み出している」
という経験則のことです。
試しに、御社の売上を分析してみてください。
売上の大部分である約8割は約2割の得意先
から得ているのではないでしょうか?
つまり、約2割の得意先の購入頻度を高める。
この方が「効率的」であり「効果的」です。
③客数を増やす。
最後に、「客数」を増やします。
「客単価」を上げ、「購入頻度」も高めた。
それでも頭打ちになったり、より高い売上を
目指したい場合は「客数」増加を狙います。
つまり、新規顧客開拓ですね。
新規顧客開拓にも大きく2種類あります。
インバウンドとアウトバウンドです。
インバウンド=顧客から来てもらう
アウトバウンド=こちらから働きかける
まずは、インバウンドから取り組む事を
おススメします。
アウトバウンドは難易度が高くなるからです。
理由は、「買いたい」と思っていない顧客に
買ってもらう必要があるためです。
新規顧客開拓の方法については、
セミナー等で詳しくお話させて頂いています。
興味のある方はお問合せください。
以上が、本日のテーマである
「売上づくりの優先順位」の内容となります。
複雑そうに見える内容も構成要素に分解して
考える事で、シンプルで簡単になります。
一つ一つ解決していきましょう!!
最後までお読み頂きありがとうございました。
それでは、次回配信をお楽しみに♪