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【分かりやすく解説】製造業(中小企業)が活用しやすい補助金3選 2022年9月7日

【分かりやすく解説】製造業(中小企業)が活用しやすい補助金3選 2022年9月7日

暑さも少し和らいで、秋が近づいて来た感じがしますね。
先日、夜に多摩川の土手をウォーキングしていた時、
花火をしている家族を見かけました。
久しぶりに花火を見れた嬉しさの一方で、
夏の終わりの寂しさを少し感じた場面でした。
秋といえば、食欲の秋、芸術の秋、スポーツの秋、行楽の秋など
様々な楽しみ方をされますよね。
コロナが早く終息し、思い切り秋を堪能出来る事を願っています。

さて、本題に入ります。

本日は「製造業(中小企業)が活用しやすい補助金3選」という
テーマで分かりやすく、お話をさせて頂きたいと思います。
(詳しい方は周知の内容かもしれませんが、ご容赦下さい)

「補助金」って、どんなものかご存知でしょうか?

補助金とは、国が政策目標(ありたい姿)を実現するために、
それに沿った事業主に対して、交付するお金です。

例えば、国の「日本を生産性の高い国にしたい」という
「ありたい姿」に対して、それを実現する取組をする企業などに
対して必要な経費を補助してくれるのが、
「ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金」となります。

国の「ありたい姿」は色々とあって、それらを実現してもらうために
事業主を支援するための補助金も色々と用意されているんですね。

補助金の財源は、国民が支払っている”税金”です。

ですので、あなたが「やりたい」と思っている事が
結果として、国の「ありたい姿」につながっていくのであれば、
「補助金」を利用しない手はないという事になります。

自分たちが支払った”税金”で、国を良くしていくための補助を
受けられる権利があるのならば、利用すべきだと私は考えています。

ほかに「助成金」や「給付金」なども聞かれた事があると思います。

違いをご存知でしょうか?

「助成金」や「給付金」は条件を満たせばOKなのに対して、
「補助金」は審査があります。

審査に受かる必要があるのですが、その分、
「補助してもらえる金額も大きい」のが補助金なんですね。

そして、基本的には”返済不要”です。

発生する経費に対して補助をしてもらえるので、
自費の場合だと「利益」から支出する必要があったお金なんですね。

仮に、1000万円の補助金をもらう場合を考えてみましょう。
中小企業の平均利益率は3.48%ですので、
1000万円の利益を出すために必要な売上高は2億8736万円となります。

これだけの売上を上げるのは簡単ではないですよね。
だからこそ、「やりたい事」があるのであれば、
ぜひ、補助金の活用を検討する事をおススメ致します。

”返済不要”で多額な補助をしてもらえますが、デメリットもあります。
①、全額が補助されるわけではない
上限と補助率が決まっていて、必要経費の1/2~2/3程度を
補助してもらえるのが一般的です。
②、審査がある
多額な補助金をもらうために審査に通る必要があります。
「事業計画」など多くの書類を作成する必要があります。
採択率(合格率)は回によってマチマチですが、平均40~60%程度です。
③、後払い
必要経費を先に支払いしておいて、効果などの実績報告が完了後、
補助金が支払われるというのが一般的な流れです。
ですので、申請してから実際に支給されるまに一定期間が必要です。

それでは、『製造業(中小企業)が活用しやすい補助金3選』をご紹介していきます。
順位等は補助金を活用した「やりたい事」実現をサポートして来た私の個人的な意見です。

①、ものづくり・商業・サービス生産性向上促進補助金(https://portal.monodukuri-hojo.jp/)
 ⇒製造業であれば、忘れてはならない補助金ですよね。
  「ものづくり補助金」という通称で呼ばれるほどの補助金ですからね。
  正式名称は上記で、製造業以外の歯医者やサービス業などでも活用可能です。
  機械・設備・ロボットや生産管理・基幹システムの導入などで多く活用されています。

 ■国の「ありたい姿」
  新たなサービスや商品を生み出し、国の生産性・雇用・賃金を高めたい

 ■主な補助目的
  新たなサービスや商品のための設備・システム導入

 ■主な対象経費
  機械装置・システム構築費

 ■補助上限額、補助率(※条件により色々あります)
  補助上限額:750~2000万円
  補助率:1/2~2/3

②、小規模事業者持続化補助金 (https://r3.jizokukahojokin.info/)
 ⇒既存商品の販路拡大や新規顧客開拓などを行いたい場合には使いやすいです。
  小規模事業者なので製造業の場合は従業員数20人以下である必要があります。

 ■国の「ありたい姿」
  小規模事業者を支援する事で地域の雇用拡大や生産性を向上させたい

 ■主な補助目的
  販路開拓や業務効率化

 ■主な対象経費
  広報費、ウェブサイト関連費などの販路開拓を目的とする経費

 ■補助上限額、補助率(※条件により色々あります)
  補助上限額:50~200万円
  補助率:2/3

③、事業再構築補助金 (https://jigyou-saikouchiku.go.jp/)
 ⇒多額の投資が必要な新たな事業を再構築したい企業に適しています。
  目的が新型コロナから派生しているため、残り数回かもしれません。

 ■国の「ありたい姿」
  新型コロナから立ち直り、経済社会の変化に対応した企業を増やしたい

 ■主な補助目的
  新型コロナを受けて新分野展開、事業転換、業種転換などの事業再構築

 ■主な対象経費
  建物費、機械装置・システム構築費などの事業を再構築するための経費

 ■補助上限額、補助率(※条件により色々あります)
  補助上限額:2000万円~1億円
  補助率:1/2~3/4

以上が、私がお薦めする『製造業(中小企業)が活用しやすい補助金3選』となります。

いかがだったでしょうか?
「やりたい事」などに活用出来そうな補助金はありましたでしょうか?

「良い事業計画=宝地図を作りたい」
「活用したいが申請に自信・時間がない」
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本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、次回配信をお楽しみに♪