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「若手社員に働く意義を伝える」

「若手社員に働く意義を伝える」

まだ6月ですが、真夏のような暑さですね!

最近、ベランダでトマトを育て始めました。
すると、種をまいて3日後くらいに発芽。
みるみるうちに芽が伸びています。

生物の生きる力って、すごいですね!
1歳の息子も嬉々として育ててくれています。

無事、実を実らせてくれた暁には、
息子と一緒に有り難くいただく予定です。

全ては有り難く、感謝すべきことだと
私自身も改めて感じさせてもらっています。
ありがとう!

さて、本題に入ります。

本日は、

「若手社員に働く意義を伝える」

というテーマで話をしていきます。

・うちの若手、すぐ辞めちゃうんだよな
・やる気ありそうだったのに、3ヶ月で辞めちゃって…
・ちょっと指摘すると、すぐしょんぼりする
・自分の頃とは全然違う価値観で…

最近、こんな声をよく聞きます。

これは、一部の会社だけの話ではありません。
時代が変わったのです。

でも、
それで片づけてしまっては、もったいない。

今日のテーマは、
若手社員に“仕事の意義”をどう伝えるかです。

「何のために働くのか」語れていますか?

北尾吉孝さん(元ソフトバンク副社長)の
著書『何のために働くのか』には、
こんな言葉があります。

「天職」は“好き”から始まるのではなく、
“一心不乱に働く”ことで見つかる。

多くの若手社員は
「やりがいのある仕事がしたい」と言います。

でも実際は、
“やりがい”は最初からあるだけではなく、
やっていく中で見えてくることも多いです。

ここを理解できているかどうかで、
仕事への向き合い方は大きく変わります。

経営者が示すべき「考え方」の軸

北尾さんは、仕事に打ち込めない若手に
こう伝えているようです。

・嫌ならやめて、他の仕事を探せばいい
・趣味など“道楽の世界”を持て
・物事の見方・考え方を変えてみよう

ここで重要なのは3つ目。

「同じ仕事でも“見方”ひとつで意味が変わる」
ということです。

たとえば配送の仕事でも
「荷物を届ける作業」ではなく、
「必要な人に、必要なモノを届ける“使命”」
と捉える。

この違いを言語化して
伝えてあげられるかどうかで、
社員の目の輝きが変わってきます。

若手に伝えたい「天職とは何か?」

多くの社員は「好きなことを仕事にしたい」
と願っています。
それ自体は悪いことではありません。

でも、北尾さんはこう語っています。

最初から“好きなこと”を探し続けて
転職を繰り返す人は、天職には出会えない。

ポイントはここです。

最初は“好き”じゃなくても、
やり続けているうちに“得意”になり、
“得意”になった仕事が“面白く”なり、
“面白い”仕事に人が集まり、
社会に役立ち、結果として
“好き”になる。

このプロセスを、
社員が体験できるような環境づくりが、
経営者の大切な仕事です。

「他責」から「自責」へ

さらに北尾さんは、
仕事で成長する人の特徴として、

「全てを自分ごととして捉える姿勢」
を挙げています。

うまくいかない理由を
「上司のせい」「会社のせい」にするうちは成長できない。

「自分の判断が甘かった」「準備が足りなかった」
と受け止めた瞬間に、次の成長が始まる。

これを伝えるのに、説教は不要です。
日々のコミュニケーションの中で、
小さな成功や工夫を“気づかせてあげる”ことが大事。

「いまの判断、良かったね」
「自分の責任でやりきったのが偉かった」
そんな一言が、若手にとって大きな自信になります。

最後に──経営者自身も「意味」を見直してみる

社員に“働く意義”を伝えたいなら、
まずは自分自身がその意義を持っているかどうかを問い直すことからです。

・なぜこの事業をやっているのか?
・誰の何を助けているのか?
・この仕事を通じて、自分はどんな価値を残したいのか?

それが言語化できていれば、若手は必ずついてきます。

自分自身を見つめ直し、言語化をして、
伝えていきましょう♪
​​​​​​​
それでは、
本日の内容は以上とさせて頂きます。

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

次回配信をお楽しみに♪