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「脳の働きで売上向上」

「脳の働きで売上向上」

息子が1歳6ヶ月になりました!

日に日に出来ることが増えています。
子どもの成長って、本当に速いですね!

成長をとても嬉しく思う反面、
あっという間に大きくなりそうで、
少し寂しさを感じたりもしています。

私も含め、
みんなこうやって大きくなってきたのですね。

育ててくれた両親に感謝です。
ありがとう。

さて、本題に入ります。

本日は、

「脳の働きで売上向上」

というテーマで話をしていきます。

今日は、「なぜ売れないのか」ではなく、
「どうすれば、売れる判断をしてもらえるか」
にフォーカスしてお伝えします。

先に結論から。

✅人は“理屈”ではなく、
“脳のクセ”で決断している。

✅その“クセ”を理解して
伝え方を変えるだけで、売上は伸びる。

✅営業がうまい人は、
実は「脳の扱い方がうまい人」す。

■「考えさせて」はチャンス損失

営業でよく聞くこのセリフ。

「ちょっと考えておきます」

これは実は「考えている」のではなく、
「決断を先延ばしにしている」だけ。

この状態では、
理由のわからないまま離脱されてしまいます。

いやと言ってくれた方がまだマシです。

では、
なぜ人は“決断を先延ばしにする”のか?

それは、
「遅い脳」を発動させてしまっているからです。

■早い脳 vs 遅い脳

人の脳には、
ざっくり2つのモードがあります。

・直感で即決する“早い脳”(爬虫類脳)
・論理で熟考する“遅い脳”(前頭葉)

営業では、いかに
“早い脳”で判断してもらうかが重要です。

なぜなら“遅い脳”にスイッチが入ると…

✅「検討します」
✅「上司と相談します」
✅「見積もりだけください」

といった
“保留”状態に入ってしまうから。

この切り替えを防ぐには、
「直感で決められる設計」と
「感情を動かす伝え方」がカギになります。

■売れる人は“小学生に伝えるつもりで話す”

脳の構造上、
「わかりやすさ」は決断力に直結します。

アメリカ大統領選での
トランプ氏とクリントン氏の例。

彼らの演説を比較すると…

クリントン氏:中学レベルの言葉で論理的
トランプ氏:小学校低学年レベルでシンプル

結果、どちらが票を集めたかはご存じの通り。

商品説明でも営業トークでも
「小学3年生にもわかるか?」
を意識してみてください。

■感情と色で“印象に残す”

さらに驚くべきことに…

人の購買決定の約8割は
「感情」と「色」で決まる、
とも言われています。

✅色が与える印象
青=信頼、安定/赤=情熱、決断

✅第一印象が重要
名刺交換、展示会、Zoom背景などの
「見た目」で売上が変わる。

たとえば、
あなたの商品や会社のロゴ、
作業着や制服の色は何色でしょうか?

今一度見直してみてもよいかもしれません。

■顧客タイプに応じた4つの伝え方

相手の“脳のクセ”を4タイプに分類すると、営業が格段にラクになります。

① アクティブタイプ
新しいもの好き・自分の格を上げたい
→「最新」「限定」「初導入」などの打ち出しが有効

② マネージャータイプ
プロセス重視・論理型
→ 比較表、導入フロー、実績、数字データを提示

③サービスタイプ
共感・つながり重視
→ 作り手の想い、地元との関係、ストーリーを語る

③ イノベータータイプ
自分で調べて納得したい
→ 第三者レビューや専門家コメントを用意

商品が同じでも、
「誰に・どう話すか」で受け取られ方は
180度変わります。

■まとめ
売る前に、まず“伝え方”を変えよう

もし今、
「いい商品なのに売れない」のなら、
それは商品のせいではなく、
“脳に届いていない”だけかもしれません。

・小学生に伝えるように話す
・感情と色で印象を残す
・相手の脳タイプに合わせて説明を変える
・許可を得てから話す

このあたりを意識して伝え方を整えると、
驚くほど反応が変わってきます。

最後に一言。

ものづくり企業の方は
「売るが苦手」な方が多いです。
ですが、それは“売り方”を知らないだけ。

「人の脳の仕組み」を理解すれば、
無理に売らずとも、
「欲しい」と言われるようになります。

あなたの商品・サービスが、
本当に必要な人に届くよう、
ぜひ今日から“脳に届く営業”を試してみてください。

それでは、
本日の内容は以上とさせて頂きます。

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

次回配信をお楽しみに♪

【追伸】
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