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「強み・技術を棚に並べる」

「強み・技術を棚に並べる」

先日、
ものづくり補助金20次の申請締切日でした。

毎回そうですが、補助金の締切日の近くは
根を詰めて対応するため、忙しくなります。

ですが、多様な業種の方を支援できるため、
色んな疑似体験ができ、楽しくもあります。

今回はラーメン屋さんのお手伝いをしました。
すごくアツい想いを持った方で、
私もつい熱が入ってしまいました。

私が無類のラーメン好きなのも
影響していると思いますが。笑

さて、本題に入ります。

本日は、

「強み・技術を棚に並べる」

というテーマで話をしていきます。

私は新規事業創出の専門家なので、
最近、こういう相談がよく来ます。

「うち、今の事業がちょっと頭打ちで…。
何か新しい事業、できないでしょうか?」

この手の相談、正直に言って9割は
「ネタがない」わけではありません。

「自社の技術や強みを
どう整理したらいいかわからない」
だけなんです。

言い換えれば、
「強みの棚卸しができていない」

これが、新規事業が生まれない
本当のボトルネックです。

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技術は「棚に並べて初めて」価値になる

私自身、多くの中小企業を支援してきました。

その中で気づいたのは、
「埋もれている技術ほど、じつは面白い」
ということです。

たとえば、ある金属加工会社では
「穴を真円で開ける技術」
を武器にしていました。

でもそれを“棚に並べて”見直してみたら、
ただの部品加工ではなく、「微細技術が必要な
医療や半導体業界で応用できるのでは?」
という発想が出てきたんです。

この「棚に並べる」というのは、
自社技術を構成要素に分解し、
「何ができる技術なのか?」
「それが他業界でどう価値になるのか?」
を考え直すこと。

私はこれを「技術の言語化」と呼んでいます。

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新規事業の成功率を高める唯一の問い

棚卸しした技術をどう活かすか。

ここでよくある間違いが
「これをどう売るか?」から考え始めること。

違います。
最初に考えるべきは
「誰が困っているか?」です。

つまり、
「その技術は誰の悩みを解決できるのか?」という視点。

私がいつもお客様に尋ねるのは、
この1問です。

「この技術、どんな“困っている人”に
出会えば、命を吹き込まれるでしょう?」

この問いに答えることができれば、
営業トークも、事業プランも、
自然と後から付いてきます。

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市場と技術を“掛け算”で考えMVF思考法

私は日頃のコンサルティングで、
「MVF」という思考法を使っています。

• Market:どの市場か?
• Value:何の価値を届けるのか?
• Function:どんな機能で実現するのか?

ここに
「Technology=自社技術」を掛け合わせる。

このフレームワークを回せる企業は、
強いです。

たとえば、扇風機の「風を起こす機能」も
・香りの拡散
・空気の入れ替え
・洗濯物の乾燥
などに転用できますよね。

同じ技術でも、
届ける価値を変えるだけで
“新規事業”になります。

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「生成AIでアイデアを出せばいい」は甘い

ここで「生成AIに聞けばいいじゃん」
と思う方もいるかもしれません。

でも、残念ながらAIは
“土台”がないと空回りします。

では、その必要な土台とは何か?

それが、
自社の技術・機能・価値を
きちんと言語化しておくことです。

生成AIは「棚に並んだカード」を
シャッフルしてくれる存在。

でも、カードがなければ何も生まれません。

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まとめ:
御社にしかない「引き出し」を増やそう

強い会社とは、
すぐに引き出しを開けられる会社です。

「うちの技術、こんなことにも使えますよ」

そう言える会社は、
新規事業のチャンスをつかめます。

逆に、「今の使い道しか知りません」では、
どんなにいい技術も、ただの部品です。

だから、まずは“技術の棚卸し”から。

生成AIも、売れる企画も、
その先にあります。

あなたの会社の未来は、
「すでに持っている技術」の中に
眠っているかもしれません。

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ご希望があれば、
技術の棚卸しのお手伝いもさせていただきます。
ご興味あればお気軽にご連絡ください。

それでは、
本日の内容は以上とさせて頂きます。

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

次回配信をお楽しみに♪