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「強み」の見つけ方 2022年10月19日
突然ですが、私は健康のために毎日一万歩以上歩くようにしています。
現在住んでいる東京都大田区には多摩川が流れています。
その土手沿いを歩くのですが、四季の移り変わり(春には満開の桜)や
学生のクラブ活動、社会人草野球などの風景を見ながら歩く事が出来ます。
夕方、高校生カップルが会話をしながら恋心を育む姿も見る事が出来ます。笑
高知県出身の私にとっては、自然にも恵まれ、とても相性の良い環境で暮らせています。
自然に触れ合いながら歩くのは身も心もリフレッシュされますので、
空いた時間があれば、少しでも歩いてみる事をおすすめします。
さて、本題に入ります。
本日は、
『「強み」の見つけ方』 について話をしていきます。
9月28日配信のメルマガで、
・御社から買うべき理由
・他社より優れている点、異なる点
・御社はどんな価値を提供してくれるのか
・顧客にどのようなメリットがあるか
・どこに「強み」「拘り」「想い」を持っているのか
を短い文章にまとめて、インパクトのある形でアピールしていきましょう!
つまり、
『独自の強み(USP)をアピールしていきましょう!』 とお伝えさせて頂きました。
本日は、
その「強み」はどうやって見つけるのか? というお話です。
ものづくり企業の方々に、「御社の強みは何ですか?」と尋ねると、
「ウチに強みなんてあるのかなぁ?」
「他社と同じような感じだと思う」
「特にこれと言っては・・・」
「新たに強みを作らないと・・・」
のような答えが返って来る事がとにかく多いです。
断言します。
『”必ず”強みはあります。』
『”既に”持っています。』
『”いくつも”あります。』
『”どんな企業にも”あります。』
強く訴えたかったので、いっぱい書いてしまいました。笑
ですが、本当です。
既に、たくさんの「強み」を持っているのです。
でなければ、今、御社が存在している理由がないのです。
では、なぜ先述のような返答になるのでしょうか?
それは、
『見つけられていない、気付いていない』 事が主な原因です。
人間は、前方や周囲を見るのは得意なのですが、
自分自身の事を観察する事が苦手です。
ですので、『自分自身・自社の「強み」は?』と聞かれて、
明確に即答出来る人は意外と少ないのです。
しかし、モノや情報が溢れる現代においては、
独自の「強み」(USP)を明確に把握してアピールしていかなければ、
顧客が御社を選ぶ理由が無くなってしまうのです。
では、どのように見つければ良いか?
答えとして、次の3点が挙げられます。
①、出来るだけ多くの視点から見る
⇒少人数の経営陣で会議をして決定するというのは絶対に止めて下さい。
先述の通り、人間は自分自身を観察するのが苦手です。
また、主観や思い込みも入ってしまいます。経営陣なら猶更です。
ですので、出来るだけ多くの視点、第3者目線も入れて探索して下さい。
②、顧客に聞く
⇒非常に大切で効果があるのですが、実施している企業は皆無です。
「既存顧客が何故、御社を選んでいるのか?」
「どこが強みと思っているのか?」
を知っていますか?聞いた事がありますか?
既存顧客が感じている事は”答え”です。
厳しい言い方かもしれませんが、自分達が感じている事は、
極論、自己満足でしかないのです。
顧客が「良い」と感じてくれて初めて「強み」となるのです。
先述の通り、実際にやっている中小企業はほとんどありません。
それが、何を意味するのか?
そう、「違い」を作りだせるのです。
他社がやっていない事をやり、「強み」を打ち出していけるのです。
恥ずかしがっている場合ではありません。
間違いなく、新しい気付きが得られますので、是非やってみて下さい。
③、あえて、違う視点から見てみる
⇒上記と少し重複した内容となってしまうかもしれません。
「強み」というのは”事実”では無くて、”解釈”なんですね。
「〇〇という技術を持っている」という”事実”があったとします。
これを「強み」と捉えるか「弱み」と捉えるかは、
どう”解釈”するかの問題という事なのです。
つまり、人・立場・視る角度によって”異なる”というなんです。
ですから、あえて違う視点から見てみる事で、
「弱み」と思っていた事が「強み」となったりするのですね。
新しい発見があったりしますので、試してみて下さい。
「強み」を正確に把握して、打ち出していくというのは、
基本的な内容であり、最重要項目の一つとして挙げられます。
ですので、
「御社の強みは何ですか?」と聞かれて、
全社員が同じ答えを即答出来ない場合、
「時間を取って、意見を出し合い、認識を共有する」
を実践する事を”強く”おススメ致します。
それでは、本日のテーマである
『「強み」の見つけ方』 については以上とさせて頂きます。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
次回配信をお楽しみに(^^)