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売上づくりのヒントを更新しています。
「売上アップの地図『経営計画書』」

もう少しで桜が咲く季節になりましたね!
私の家の近くには多摩川が流れています。
土手沿いに咲く桜がとてもキレイです。
毎年、天丼やハンバーガーを買っていき、
花見をしながら食べるのが恒例行事です。
何気ない日常ですが、
大切な家族と幸せな一年を過ごせているな
と感じられるとても大切な時間です。
さぁ、今年は何を食べようかな。笑
さて、本題に入ります。
本日は、
「売上アップの地図「経営計画書」」
というテーマで話をしていきます。
今日のテーマは「経営計画書」について。
「経営計画?それ、ウチには関係ないよ」
「銀行に出す書類でしょ?」
「補助金に必要なやつだよね?」
「作ったけど、机の中にしまったままです」
こうした声をよく聞きます。
これは本当にもったいない話です。
なぜなら、経営計画書は
売上を上げるための「地図」 だからです。
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■なぜ経営計画書が必要なのか?
「忙しすぎて、作る暇がない」
「数字が苦手」
「なんか、難しそう…」
これは多くの中小企業経営者に共通の悩みです。
でも、忘れないでください。
計画のない経営は、地図のない航海と同じ。
たまたま波に乗れている
今はいいかもしれません。
でも、
その波がいつ引くかは誰にも分かりません。
事実、経営計画書がなかったがゆえに
「売上好調→海外進出→失敗→資金ショート」
「節税目的で設備投資→赤字転落」
「勢いで採用→人件費がかさみ利益圧迫」
こうしたリアルな
“しくじり”事例は後を絶ちません。
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■「作り方が分からない」からの脱却
ご安心ください。
最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。
むしろ、重要なのは…
「とにかく最後まで、1回作ってみること」
いきなりフルマラソンを走る必要はなく、
最初はウォーキング程度でOKです。
大事なのは、
「実行できる計画」を作ることです。
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■そもそも経営計画書って何を書くの?
大きく分けて2つの要素があります。
1. 定性情報(言葉で伝える)
・企業理念やミッション
・ビジョン、行動計画
・自社の強みとポジショニング分析
・ルールや価値観の共有
2. 定量情報(数字で示す)
・1年〜5年の売上・利益計画
・人件費・原価・販管費などの試算
・必要な投資と回収見込み
・借入金返済計画
とくに製造業では、
利益率や設備投資の回収が生命線。
数字に裏打ちされた
「見通し」があるかないかで、
融資や補助金の可否が大きく変わります。
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■1番多い“つまずきポイント”は?
計画書を作るとき、
皆さん最初にこう言います。
「何から書けばいいか分からない」
「いいものを作ろうとしすぎて、手が止まる」
だからこそ、まずは
“ざっくりでも最後まで仕上げる”が鉄則です。
たとえば、こんなステップで作ります。
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【経営計画作成5ステップ】
① 現在の事業を“種類別”に分ける
② 各事業の見通しを5段階で自己評価
③ 商品やサービスの“ライフサイクル”を確認
④ 将来性のある分野へリソースを再配分
⑤ 売上目標・損益シミュレーション策定
経営計画書が作れたら
「補助金申請」「融資相談」「M&A対策」など
あらゆる場面で大きな武器になります。
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■最後に:経営理念のススメ
数字だけでは動かないのが「人」。
社員の心を動かすのは、理念です。
ぜひ、以下の3点を書き出してみてください。
1. 社員と共に何を実現したいか
2. そのために、なぜこの事業をやっているのか
3. 社会や地域にどんな貢献ができるのか
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■まとめ:まずは「1年分」でいい
「5年計画」なんていきなり無理です。
まずは、
来年1年分の計画を作ってみること。
そして、やってみて、見直して、改善する。
その繰り返しが
「売上を生む力」になります。
経営計画書は、
「見えない未来を、見える化するツール」。
景気や社会情勢がどう変わろうと、
「地図」を持っている人は、
進むべき道を見失いません。
まずは1歩。
今日から
“未来の会社”をつくり始めましょう。
分からないことや不安なことがありましたら、
お気軽にご相談ください。
それでは、
本日の内容は以上とさせて頂きます。
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。
次回配信をお楽しみに♪