「売上は「人の脳」が決めている」

だいぶ暖かくなって来ましたね。

2019年にくも膜下出血で倒れ、
生死の境をさまよってから6年が経過しました。

朝が来る。息をする。笑える。
すべてが当たり前ではなく、有り難いこと。

ありがとうの気持ちを抱いて、
今日を、今この時を、大切に生きていく。

いつも思ってはいますが、この日を迎えると、
​​​​​​​より強く感じさせてもらいます。

ありがとう。

さて、本題に入ります。

本日は、

「売上は「人の脳」が決めている」

というテーマで話をしていきます。

今日は、いつもと少し違った切り口で
「売上を上げるための本質的な話」をお届けします。

結論から言います。

最終的に「買うかどうか」を決めているのは、
“人間の脳”です。

「いやいや、うちはBtoBだから
感情なんて関係ないでしょ」

そう思われた方ほど、
今回の話は役に立ちます。

なぜなら、どんなビジネスであれ、
決裁者は“人間”だからです。

そしてその人間は、感情を持った存在。

理屈で動くように見えて、
実は感情で動き、
そのあとに理屈で自分を納得させる。

これが人間の意思決定プロセスの本質です。

このメルマガでは、
「人が“買う”と決めるメカニズム」
「売上を上げるために知っておくべき脳のクセ」
「現場で今すぐ使える“脳科学営業”のコツ」
について、わかりやすくお伝えします。

なぜ「良い製品」だけでは売れないのか？

中小製造業の社長さんから、
よくこんな言葉を聞きます。

「うちは品質では他社に負けてない」
「価格だって競争力がある」
「納期も守ってるのに、なんで受注が取れないんだ？」
…お気持ち、痛いほどわかります。

でもここに、落とし穴があります。

実は、
買う理由と売る理由が
ズレていることが多いんです。

売り手側は
「品質・価格・納期」で勝負しているつもりでも、

買い手側の“本音”は
「安心感」「社長の人柄」
「話のテンポ」「わかりやすさ」だったりする。

その後に
「品質・価格・納期」を考えて納得している。

つまり、
「感情で選んで、理屈で正当化している」んです。

そして、この“感情”を動かすのが、
脳の中でも「扁桃体（へんとうたい）」という部位。

ここが刺激されると、
「欲しい！」「この人に頼みたい！」という衝動が生まれます。

感情が動くと、財布が動く
ここでひとつ、興味深いデータをご紹介しましょう。

ある米国の研究では、
脳の“感情を司る部分”が損傷した被験者に対して、
商品を選ぶ場面でどうなるかを観察しました。

結果は――
全く決められない。

なぜなら、すべてを“理屈”で考えてしまい、
「どれが得か？」「なぜそれが良いのか？」を延々と比較し、
最終的に意思決定できなくなってしまったのです。

つまり、
「感情が動かないと、選ばれない」のです。

どれだけロジックを詰め込んでも、
人の感情を動かせなければ、
売上には結びつかない。

中小製造業こそ、“脳科学×営業”の導入を
では、どうすれば「感情を動かす営業」ができるのか？

そのヒントが、脳科学と心理学にあります。

以下は、現場で使える実践例の一部です。

✔ 見積もりに「選択肢」をつける
人の脳は「選ばされるより、選びたい」生き物。
「Aプラン／Bプラン」のように選択肢を提示することで、
心理的に納得感が生まれ、成約率が高まります。

✔ 先に「デメリット」を伝える
先に弱点を開示してから強みを伝えると、信頼感が増す。
これは「両面提示効果」と呼ばれる心理テクニック。
「正直な会社だ」と感じてもらいやすくなります。

✔ 「人」ではなく「感情」を伝える
「当社は○○に強みがあります」ではなく、
「これを導入したA社さんは、
月末の納期地獄から解放されました」と伝える。

人は“他人の感情”に共感する生き物。
リアルな物語が、人を動かします。

売上を上げるには、「脳」を動かすしかない
売上が伸び悩んでいる会社の多くは、
「自社の強みをうまく伝えられていない」ことが原因です。

そして、
伝え方の鍵は「脳のしくみ」を知っているかどうか。
✔ なぜ、同じ説明でも響く営業と響かない営業がいるのか？
✔ なぜ、最終決裁者の“心”が動かないのか？
✔ なぜ、「また検討します」で終わってしまうのか？
それは、“脳”を無視しているからです。

「売れる営業」に変わる第一歩
これらに関係する脳科学と心理学に基づく営業について
無料セミナーを開催します。

タイトルは、
『売らずに売れる！見込み客を“自然に”契約へ導くLINE☓購買心理アプローチ戦略』
【日時】5月15日（木） 10:00〜12:00
【場所】オンライン開催（Zoom）
【参加費】無料
【申込URL】https://markeline-funsmile.peatix.com/
※参加者には「売れ続ける営業組織へのチェックシート」もプレゼント！

売れる会社と、売れない会社の差は
「人間の心をどれだけ理解しているか」で決まります。

製造業という“ものづくり”の世界でも、
最終的に買うのは「人」。

その人の“脳”に刺さる営業ができれば、
売上は確実に変わります。

ぜひ、この機会に
「科学的に売れる営業」の扉を開いてみてください。

それでは、
本日の内容は以上とさせて頂きます。

最後までお読み頂き、
ありがとうございました。

次回配信をお楽しみに♪