「会社を継続させるために必要なこと」　２０２２年１０月１２日

朝晩の気温は下がり、すっかり秋らしくなって来ましたね。
体調崩されたりしていないでしょうか？

１０月１１日から全国旅行支援が開始されましたね！
私も、良い機会なので制度を利用して旅行に行く予定にしています。
やはり、楽しい事を計画するのは良いもんですね！

旅行やお出掛けの計画などされていますでしょうか？
充実した秋を過ごして頂ける事を願っています。

さて、本題に入ります。

本日は、
「会社を継続させるために必要なこと」　についてお話をしていきます。

会社の存在意義、会社を通じて成し遂げたい事、会社に込めた想い　などの
経営理念は会社によって異なり、会社の数だけあると言って良いでしょう。

では、その経営理念を実現するためには、どうしたら良いでしょうか？

経営理念を実現するためには、
そもそもの前提条件として、会社が継続していなければいけません。

では、会社を継続させるためには、どうしたら良いでしょうか？

会社を継続させるために必要な絶対的要素として、
『利益を上げ続ける事』　が挙げられます。

「社会に貢献したい」
「革新的な製品を作りたい」
「従業員に満足な給与を払ってあげたい」

などの経営理念を実現するためには、費用が必要不可欠となります。

つまり、『利益』が必要となるのです。

「企業活動を持続する」＝「会社を継続する」ためには
『利益』は必要不可欠な要素なんですね。

よって、『利益を上げ続ける事』は企業の使命であり、
「会社を継続させるために必要なこと」であると言えるのです。

先日配信のメルマガで、

「利益」＝「売上」×「利益率」　　　であり、

「売上」＝「客数」×「購入頻度」×「客単価」　　であるから、

「利益」＝「客数」×「購入頻度」×「客単価」×「利益率」

となるとお話をさせて頂きました。

そして、「利益」を上げたいと思った時に、
多くの企業は「客数」を増やそうとするから、
苦戦する場合が多いというお話をさせて頂きました。

利益を上げるために重要度が高くて簡単なのは、後ろからになります。

つまり、
「利益率」⇒「客単価」⇒「購入頻度」⇒「客数」　　の順番ですね。

・仕入れの原価を下げる
・仕組化をして少ない人数で回す
・無駄な作業をやめる
・移動時間・探す時間を削減する

などにより、「利益率」は簡単に上げられます。

「利益率」を上げるのに

「料金の値上げをお願いします」、「もう一個買ってください」

などとお客様にお願いする必要はありません。

自分たちの改良・改善をするだけで実現出来るのです。

だから、一番簡単なのです。

次に比較的簡単なのが「客単価」を上げる事であり、
その次が「購入頻度」を上げる事です。

もっともハードルが高いのが「客数」を増やす事になります。

ところが、多くの会社では、
まず「客数」を増やそうとします。

そのために「テレアポの回数を増やすぞ」「営業回数を増やすぞ」
と上層部が言い出し、多くの労力を割いて疲弊していくのです。

また、単価を下げて、客数を増やそうとする施策なども見掛けますが、
これは難易度が高く、長期的な成果が得にくい施策と言えます。

もちろん、「客数」を増やす事は、大きな効果が得られますし、
持続的に発展していくためには必要不可欠な要素です。

本日の内容は「利益を上げる」という効果が得られやすい順番として
「利益率」⇒「客単価」⇒「購入頻度」⇒「客数」　とご紹介させて頂いています。

例えば、１０００人の顧客が２回買ってくれて、
客単価が１万円だとすると、売上は２０００万円になります。
１０００人×２回×１万円＝２０００万円

利益率が２５％だと利益は５００万円になります。
２０００万円×２５％＝５００万円

さまざまな取り組みにより、各要素を上げられた場合を見てみましょう。

もし、客単価を２万円に上げる事が出来ると、利益は１０００万円になります。
１０００人×２回×２万円×２５％＝１０００万円

また、購入頻度を４回に上げる事が出来ると、利益は１０００万円になります。
１０００人×４回×１万円×２５％＝１０００万円

次に、「客数」の効果を見ていきましょう。

「客数」を増やす事によって、
利益を２倍(５００万⇒１０００万円）にしようと思うと、

「客数」を１０００人から２０００人にする必要があります。

とんでもなく難しいですよね！？

だから、「利益を上げる」ために、
「簡単で効果的なところから上げて行く」事が大切なんですね。

利益率から数値を上げていき、それでも頭打ちになったら、
「客数」を増やす方法を考えていくのが効果的な順番となります。

以上をまとめると、

「会社を継続させるために必要なこと」は『利益を上げ続ける事』である。

「利益」＝「客数」×「購入頻度」×「客単価」×「利益率」であるから、

「利益率」⇒「客単価」⇒「購入頻度」⇒「客数」　　で上げていくのが、

『利益を上げる』効果的な順番である。

ということになります。

本日のお話は以上となります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。
では、また次回配信をお楽しみに！